The Burn - Fm yokohama 84.7

JASA受賞者コメント

ディレクターの辰巳です。

先週のザバーンでは、3/19に渋谷WOMBで開催された
「JAPAN ACTION SPORTS AWARDS 2015」
「サーファー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた辻裕次郎選手と
「スノーボーダー・オブ・ザ・イヤー」に輝いた鬼塚雅選手の
コメントをお届けしました。

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SURFER of the YEAR(MAN)
辻 裕次郎
生年月日:1985年5月14日
出身地:徳島県

1996年、11歳でサーフィンを始め、2002年、若干16歳でプロサーファーの資格を得る。その後、プロジュニアを卒業し、2007年からJPSA(日本プロサーフィン連盟)国内ツアーを中心にASP・WQS世界ツアーに参戦。 2008年JPSAツアーで初優勝し、その後も国内ツアー世界ツアーを休みなく駆け巡り、活躍を見せる。2014年には、JPSAグランドチャンピオンを獲得。王座獲得後に徳島県知事から表彰され、サーフィンをアピールすることに貢献した。

<1年振り返った感想と印象的だったシーンは?>

初戦のバリ、2戦目の伊豆と波の巡り合わせが良かった。
優勝が決まる最終戦の途中でインターフェア(妨害)をしてしまい、
20点満点中よくても15点しかとれない状況になってしまったが、
ラスト10秒でいい波がきて勝つことができた。
自分が海のリズムに合わせられるようになったのかもしれない。
最後まで焦らず安心してサーフィンができた。

<なかなか海に行けないけど上達したいサーファーへのアドバイス>

パドリングや漕いで立つ練習、今自分ができるようになりたい技などを
家の布団の上でもいいのでやっておくことが上達へのコツ。
身体に少しでもサーフィンの動きを覚えさせると、
海に行った時にパッと身体がついてくる。
スケートボードも使える。

<自身のレベルアップを感じた瞬間は?>

中学校1年生の時に、地元・徳島の海部川の河口で
チューブ(波の穴に入る技)ができるようになった時、
どんな状況の波でも乗れるという自信がついた。

<サーフィン初心者・初級者に向けてのアドバイス>

サーフショップの方でも友達でもいいが、
サーフィンがうまく、ローカルのルールに詳しい人に連れて行ってもらうと
ますますサーフィンが楽しくなる。
あとは、1人より大勢で海に行ったほうが楽しい。

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SNOWBOARDER of the YEAR(WOMAN)
鬼塚 雅
生年月日:1998年10月12日
出身地:熊本県

5 歳でスノーボードを始め、 8 歳でバートンとスポンサー契約を結ぶ。スロープスタイル競技に本格的に参戦するまでは、レールなどの人口造作物を使った 「ジブ」と呼ばれるカテゴリーで頭角を表し、日本最強のガールズジバーと呼 ばれていた。2013 年にスイスで行われたO‘Neill Evolution 2013 女子ビッグエアーで優勝するなど、ソチ五輪への出場も期待されたが、選考大会となったワールドカップの成績が振るわずに日本代表入りはならなかった。 2015シーズンは、2014 年9月のBURTON HIGH FIVESで2位、1月の世界選手権で大会史上最年少記録となる16歳3ヶ月で日本人女子初優勝という快挙を成し遂げている。

<1年振り返った感想と印象的だったシーンは?>

今年1月の世界選手権で優勝した後の海外向けの記者会見が印象的だった。
通訳はいなかったので、頑張って聞き取って知っている英語を駆使して答えた。

<なかなか雪山に行けないけど上達したいスノーボーダーへのアドバイス>

私も地元が熊本でなかなか雪山に行けなかったけど
その分、雪に触れられるときの嬉しさで短期集中できた。
できる時に何回も練習すること。
なんで失敗したかを頭で考えながら練習すると
1つ1つのことが修正されて上手になる。

<自身のレベルアップを感じた瞬間は?>

はじめはフリーランの技術の覚えが遅く全然できなかったが、
それができるようになった時、最初の壁を超えたと感じた。

<スノーボード初心者・初級者に向けてのアドバイス>

スノーボードは難しいして、こけると痛いけど、
時には雪だるまを作ったりして、スノーボードだけじゃない楽しさを味わうと、
どんどんスノーボードが好きになると思う。
また、1シーズンで2回以上雪山で滑ると上達に近づく。

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