
ディレクターの辰巳です。
先週のザバーンでは、井手さんの水中写真の師匠
冒険写真家の豊田直之さんに来てもらいました。
一般財団法人セブン-イレブン記念財団に
「環境ボランティアリーダー」として認められた豊田さんは
去年10月21日~30日の10日間、ドイツ
自然環境保全の先進国であるドイツ
ライン川にはペットボトルが浮いていなかったり、
街にペットボトル回収マシーンがあったり、
無駄は排除し、徹底してゴミを出さない工夫があったりと、
様々な発見と驚きがあったそうです。
今年1月には茅ヶ崎の「フリュードパワーサーフクラフト」という、
老舗のサーフィンショップの方たちと茅ヶ崎海岸のビーチクリーン活動に参加。
キャンディーの包み紙、タバコのフィルター、絆創膏のはがれたもの、
プラスチックゴミ(いわゆるビニール片)、発泡スチロールの破片など
様々なゴミがたった30分間でたくさん拾うことができたそうです。
特にプラスチックゴミの破片は、
ウミガメがちぎれた海藻と間違えて食べてしまっているのだとか。
(上の写真で井手さんが持っているのが
ウミガメのおなかから出てきたプラスチック系のゴミ)
一頭の死んだウミガメの胃腸から、スーパーマーケットのかご一杯分ほどの量の
プラスチックゴミが出てきた例もあるそうで、
陸上に暮らす私たちがゴミの扱いに注意しないと、
ウミガメを殺してしまうことになりかねないという話もしてくれました。
そんな豊田さんが主宰するNPO法人「海の森・山の森事務局」が、
今年の春から「かながわの滝探検ツアー」を本格スタートするそうです。
滝を楽しみながら、私たちの使う水道の水源に近い水と親しみ、
水を大切にすることや水源環境の現状を知ろうというこのツアー。
その先行ツアーとして、今月1日に大人限定でツアーが開催されました。
天気に恵まれ、ランチにはほうとう鍋を食べたりと、
とても楽しいツアーになったそうですよ。
次回のかながわの滝探検ツアーは2/21(土)に開催予定。
まだ定員まで若干名の余裕があるそうなので
参加してみたい方は、詳細を知りたいアナタは。
ぜひ滝探検ツアーのHPをチェックしてみてください。