
やまーん!ディレクターの辰巳です。
だいぶアップに時間が経ってしまいましたが…
ザバーン登山部、第4回の部活動は
日本百名山の1つ『金峰山』合宿でした。
(※レポートその1はコチラからどうぞ)
(※レポートその2はコチラからどうぞ)
夜にキャンプを楽しんだザバーン登山部。
いよいよ翌日はメインの「金峰山」登山です。
登山の朝は早い…朝4時に起床。
朝ごはんを食べたりして出発の準備をします。
「廻り目平キャンプ場」は登山道入り口から近いので
テントをそのままにできるのがとっても助かります。
改めて今回の登山部メンバーをおさらいしておきましょう。
左から、Foxfireの広報担当の斉藤さん、
mont-bellの鈴木さん、
シンガーソングハイカー加賀谷はつみちゃん、
部長の山岳系ミュージシャンOJI、
元スタッフの赤ワイン、
CASIOからPRO TREKの開発担当の牛山さん、
mont-bellの設楽さん、
ザバーンDJ井手大介、
そして、ぼくディレクター辰巳の総勢9名。
5時半にキャンプ場を出発して、
目指すは標高2599mの金峰山山頂です。
キャンプ場から金峰山山頂へは標高差1000m、
コースタイムで4時間ほど。
最初はしばらく川沿いの緩やかな坂道が続きます。
「日本のヨセミテ」と呼ばれる金峰山周辺には
こういった大きな岩が点在しています。
前日にロッククライミングを初体験した登山部メンバーは
どうやって登るのか興味津々でした。
1時間ほど歩いて、
これから本格的な坂道始まる直前でおやつ休憩。
なぜかアメリカンな車が放置されていて
車好きの井手さんは思わず腰を掛けていました。
シャクナゲ越しに見えるのは、
日本百名山の1つ瑞牆山(みずがきやま)。
ドラゴンボールに出てきそうな岩肌がカッコイイ山です。
相変わらず道には雪が残っていましたが、
なんとかアイゼンは使わずに登ることができました。
1時間ほどして、標高2420mの金峰山小屋に到着しました。
ここでも少し休憩をはさみます。
お〜あれはきっと、クライマーが登りたくなりそう岩だな〜
と思ってみていたら、
案の定、クライミング好きのモンベル鈴木さんが
軽快に登頂していました。
そんなこんなで盛り上がりながら、
山頂まではあと少し。
一気にゴールを目指します。
ここからは、ザバーン登山部、初の「森林限界」超え。
ハイマツが群生する岩場を登っていきます。
ここまで来るとかなり見晴らしもいいので、
テンションアップで歩くスピードもアップ!
と言いたいところですが、
岩場が続くのであくまで慎重に。
そして、30分ほど経ったところで…
天気にも恵まれて見晴らしも最高!
井手さんの表情からもその気持ちよさが伝わってきます。
さらに気持ちよくなるべく
ここからはOJIと加賀谷はつみちゃんによる
ギター弾き語りスペシャルライブがスタート!
山頂ってちゃんと声もギターも響くんですよね。
何にも邪魔されないライブ、聴いている僕らはもちろん、
歌っている本人が一番気持ちよかったことでしょう。
ライブを満喫した僕たち。
そろそろランチでも…と思った矢先、
天気が怪しくなったってきたので、
とりあえず山小屋まで戻ることにしました。
山頂近くにある「五丈岩」を眺めながら、
急いでその場を後にします。
とはいえ、足元は岩場。
しかも下りなので、特に慎重に足を進めます。
無事雨にふられることなく山小屋へ到着した登山部一行。
ではここで昼食にしよう!と各自が準備していると、
頭上からパラパラと何かが落ちてくるではありませんか。
何これでかっ!
なんと大粒の雹(ヒョウ)でした。
1cm近くあって、当たると結構痛いです。
この後、ヒョウは雨へと変わり、雷もでててきたので
しばらく山小屋に避難させてもらいながら昼食もとりました。
雨が小雨になってきたところで、レッツ下山。
下りの雪道は結構危なかったので、
無理せずアイゼンを履くのがオススメです。
こうして金峰山登山が終了。
キャンプ場はまだ天気が良かったので
なんとか雨の前にテントを片付けることもできました。
廻り目平キャンプ場でのキャンプ&ロッククライミング、
そして金峰山登山と、充実した1泊2日の旅でした。
この夏、ぜひ遊びに行ってみてください!