ディレクターの辰巳です。
まだまだ未知の生物も多いと思われる深海で、
古代魚やレアな魚を狙って、ロマンあふれる釣りをしよう!
という大型企画「深海バスターズ」!
今回も小網代の船宿「丸十丸」の小菅船長の協力の下、
2/13(木)に、4回目の”釣”査に行ってきました!
メンバーは井手さん&元スタッフの赤ワインの2人。
今回の作戦は、東京海底谷の入口に当たる場所から攻め始め、
深さ500mを超える「本丸」にも仕掛けを落とす、というもの。
最初に狙った水深400m前後の海域では、
塩焼が美味しい深海魚「クロシビカマス」(相模湾での通称スミヤキ)や、
「どんこ鍋」でお馴染みの「チゴダラ」が釣れました。
徐々に海底谷の本丸へと船を進め、
水深も600mを超えるポイントになると、
潮があまり動かず、アタリも止まり、
深海まで沈めたエサがそのまま戻ってくる状態が続きました。
この状況で、本丸を攻め続けても釣果に期待ができない…
そこで、今まで一番釣果があがっているという
「東京海底谷の入口」とも言える、深さ400m前後のポイントへ。
ここで、赤ワインがエサをイワシやサバから、イカに変更。
仕掛けをあげると、半分に食いちぎられたイカや、
きれいに円形に肉がえぐりとられたイカが戻ってきました。
もしやクッキーカッター・シャークの異名を持つダルマザメ??
そこで、最後の一流しは、全てのエサを小型のイカにしました。
すると、赤ワインにダブルヒット!
お馴染みの深海魚トウジン、
そして、なにやら黒く小さい魚?のようなものが…。
よく見ると20cmほどの大きさながら、
立派にサメの形をした魚。
そして、目がエメラルドグリーンに光っている…
深海ザメきたか!?
専門家の判定によると…カラスザメでした。
(釣れた深海ザメは、研究材料として、
東京大学三崎臨海実験所に引き取っていただきました)
4回目にして深海バスターズ初の深海ザメGET!
次回こそ「お宝発見」となるんでしょうか?
今後の活動報告にご期待ください!