
スタッフの赤ワインです。
いつもダイビング情報を提供してくれている
城ケ島ダイビングセンターで、
インストラクターの木下さん、冒険写真家の豊田直之さん、
井手大介の3人でダイビングしてきました!
7月にも城ケ島でダイビングをさせてもらったんですが、
その時は、井手くんが久しぶりのダイビングだったので、
ビーチエントリーで浅い場所に潜りました。
そして、今回はいよいよ念願のボートダイビングを体験!
桟橋から漁船に乗り込み、ポイントへ。
1本目は、相模湾側の「岩骨」というポイント、
2本目は、東京湾側の「ヘイブ根」というポイントです。
秋の雨の影響で透明度は、6~8m。
水温は水底でも24℃はあり、寒くはありませんでした。
もちろん今回も冒険写真家の豊田直之さんと一緒ということで
コンパクトデジカメを防水のハウジングに入れて、
水中写真の撮影にチャレンジです!
今回潜るポイントは水深が20m以上と深いので、
撮影用のライトもお借りして、
右手にカメラ、左手にライトを持って潜ります。
ただ、水中での撮影は非常に難しいようで、
井手くんが撮影した写真を見ると、
ブレている写真がたくさんあります。
こちらは、卵を守るタコですが…ぶれちゃってますね。
ダイビングでは自分の体がふわふわ漂うのでカメラを固定できずブレたり、
息を吸うと肺が浮き袋となって体が浮き上がってブレたり…
このあたりの苦労話は、
アウトドア雑誌「ガルヴィ」の連載(次号11月号)に井手くんが書いているので
ぜひそちらを読んでいただきたいと思います。
では、今回は井手君が撮影した水中写真の中から厳選した作品と、
冒険写真家:豊田直之さんの作品を紹介します。
まずは、ちょっと怖いイメージがあるウツボ。
井手大介撮影の写真は…
サンゴの奥に見えるウツボ。
豊田さんが撮影すると…
豊田さんお得意の正面顔!!
ミッキーマウスみたいな目に、1本の牙…
ウツボってこんなかわいい顔していたんですね?
ちなみに、井手君はこの写真を気に入って、
パソコンの壁紙にしていました。
続いては、80cmほどもある大きなヒトデの足に隠れている
1cmほどのヒトデヤドリエビです。
こちらは井手大介撮影。
しっかり寄りつつ、ピントも合っているし、
シャドウにエビの白が映えて、良く撮れていると
豊田さんからもお褒めの言葉を頂きました。
こちらは同じ被写体を豊田さんが撮影したもの。
ヒトデの生命感がとてもよく出ていますよね。
続いては、光をあてるとすぐそっぽを向いてしまうハナタツ。
豊田直之さん撮影。
最後はガンガゼのトゲに隠れているナガサキスズメダイの幼魚。
小さいうえに素早く動くのでなかなか撮影が難しいのですが…
井手大介撮影。
キレイな瑠璃色で、なかなかうまく撮れています。
この魚を豊田さんが撮影すると…
豊田さんが言うには、
ウロコの裏などにピンクの色素をもっていて、
動きや角度によって、それが見えるのではないかとのこと。
これにはもう「さすが」の一言です。
今回、井手君は水中写真の難しさを体感したことで、
ますますダイビングや、水中写真が楽しくなったそうです。
たしかに難しいほどハマって、成功した時の喜びが大きいですよね。
城ケ島ダイビングセンターの木下さんのよると、
これから秋の城ケ島では、
ブリ、カンパチなど大型回遊魚の群れが見られるそうです。
群れの写真もきっと圧巻なんでしょうね!
リスナーのあなたの自慢の水中写真もぜひザバーンに送ってくださいね!