
スタッフの赤ワインです。
ザバーンでは、日本の伝統工芸に迫る企画「和竿への道」を放送中!
この企画「和竿への道」では、
井手大介&赤ワインが、
横浜、南区六ッ川にお店を構える和竿職人「汐よし」さんに弟子入りして、
和竿作りを体験。
2カ月かけて1本のカワハギ竿を作っていく中で、
その魅力、奥深い世界、和竿と通して見えてくる釣りの世界に迫ります。
前回は、竹全体に漆を何回も薄く塗り重ねて、
海水が竹に染み込まないように補強しました。
竹全体にツヤも出て、竿らしくなってきました。
そして、今回は…
手元の竹に滑り止めの藤(とう)を巻く作業です。
(藤は、籠を編んだり、弓道の弓にも巻いてあるあの藤です)
この手元に藤を巻くのが、汐よしさんの竿の特徴。
言ってみれば「汐よしシグニチャーモデルの証」。
汐よし師匠のもとで和竿を作る僕達ももちろん藤を巻かせてもらいます。
タコ糸のような太めで少し毛羽立っている糸と藤を交互に巻いていきます。
そして、家に持ち帰って、
この上からも漆を3回塗って補強していきます。
だんだん憧れていた汐よし師匠が作った竿に近づいてきて、
僕たちのテンションも上がりっぱなしです!
さて、次回は、いよいよガイド(釣り糸が通る部分)を取り付けます。
グラスファイバーの穂先につける10個ほどのガイドは、
1本の絹糸で巻いて、取り付けていくそうです。
糸を巻く作業にもだんだんと慣れてきましたが、
果たしてうまくできるんでしょうか?