
押忍!失礼します!
ADのO2(オーツー)です!
大学時代にダイビングのライセンス(Cカード)を取ったは良いものの、
貧乏学生には続けることが難しく、
6年振りとなったダイビングのレポートをお届けします!
6年振り…とはいえ、水泳も長く習っていたし、
ライセンスを取った当時もスムーズに楽しくできたし、
3本のみですがライセンスを取るためのダイビングとは別の、
ファンダイビングも楽しんでいたので、
「大丈夫だろう」という気持ちがありました。
しかし、城ヶ島ダイビングセンターに到着して、
その余裕はただの過信だとじわじわと分かってきました。
「レギュレータークリアとマスククリアをしたら潜って行きましょう!」
木下さんのその言葉を聞いて、ハッとしました。
O2「レギュレータークリア?あー、自分何も覚えてないっす。」
大丈夫だろう、という過信は、
ダイビングに必要なスキルと、ダイビングの怖さを忘れ過ぎて、
楽しかったことしか覚えてなかったためでした。
テキストだけでも家で読んでくれば良かった~
と、今更思っても仕様がないので、
井手さんを横目に、一つ一つ思い出しながら、
そして、ほとんど木下さんに教えてもらいながら…
セッティングしていきます。
あまりの自分の覚えてなさに、不安は募るばかり、
いざ、これからダイビング!と海を目の前にして、
自分だけ笑えていません。
エントリーするだけで心臓の鼓動速くなって行き、
「ちょっと怖いです!」なんてことは、もはや言えず…
BCD(浮力調節具)の使い方を再確認して、
マスククリア(マスクの中に水が入って来てしまったときの対処法)や、
レギュレータークリア(酸素の吸い口を水中で加え直す)、
レギュレーターリカバリー(水中で素早くレギュレーターを探す)を、
一つずつ木下さんが丁寧に教えてくれたおかげで、
焦ってドキドキしながらもなんとか出来ました。
不思議なもので、少しずつ不安も消えて行き、
出発した時にはもうワクワクし始めてました。
数々のリフレッシュダイバーを見て来ている木下さんの安心感、
絶大です。
一本目のダイビングは、思い出しながら慣れることに徹しました。
中性浮力の取り方を思い出したり、
何よりもダイビングの面白さが少しずつ思い出されます。
水中の景色はもちろん、
自分が魚になった感じで水中を観察できる感じが最高です。
ダイビングはやっぱり楽しいなぁ、なんて少し余裕がでてきた所で、
井手さんや豊田さんの様に自分も写真を撮ってみたいなぁ、
なんて欲も出てきました。
実は水中写真撮影は未経験だったので、
この機会に是非!ということで2本目のダイブは、
赤ワインさんの防水デジカメを借りてエントリー!
でもこれが結構難しい。
しっかり中性浮力をとっていないといけないのはもちろん、
それでも潮に流されてしまったりするし、
魚に近づく技術も要求されるんですね。
豊田さん恐るべしです。
わたくしO2撮影のベニカエルアンコウのつがい
自分なりに良い写真が撮れるだけでも結構テンション上がります。
夢中になりすぎて周りが見えなくなってしまうのでそこは要注意。
どこに魚がいるかなぁ~なんて探していると、
けっこうゴミが落ちてることを実感。
改めて海をキレイに、気持ちを引き締めます。
途中アイゴが釣り仕掛けにかかってる所に遭遇。
そして忘れてはいけないのがコチラ。
右奥にあるウニみたいなのです。
このガンガゼが所々海底にいるんですけど、
カメラに夢中になって不意にヒザを着いた時にチクリ!
トゲがささると結構痛いんです。
今までは刺さったら痛そうだから、
と、安全な距離を保って来れたのですが、
カメラを持ったときの周りへの注意力、これとっても大事です。
とはいえ、ダイビングをより一層楽しむのに防水カメラはマストですね。
でも、こちらのタツノイトコや、
ミナミホタテウミヘビなどは、
自分1人ではまだまだ見つけられない生物。
こういうのを自分で見つけて、
写真におさめることができるようになりたいですね。
それでは最後に一枚。
背びれに毒があるというハオコゼですが、
こんなかわいい顔してたんですね。
ダイバーが自分の撮った写真を見せたくなる気持ち、
今すっごくわかります。
さて、城ヶ島ダイビングを楽しんだ後は、
忘れてはならないのがこちら。
「ダイバー定食」という城ヶ島でダイビングをした方が、
特別に食べられるというメニュー。
城ヶ島の複数のお店で注文出来るんですが、
中でもO2一押しなのが、
中トロ、たたきのみそ和え、ほほ肉と、
三崎のマグロを堪能出来過ぎるメニューになってます。
ダイビング後の程よい疲れに染み渡ります。
そして、マグロを食べながら、
皆で写真を見せ合ったり…しちゃうわけです。
城ヶ島ダイビングの際は城ヶ島ダイビングセンターへ!
そしてダイビング後は「はまぎく」でダイバー定食ですよ!