
スタッフの赤ワインです。
ザバーンでは、日本の伝統工芸に迫る企画「和竿への道」を放送中!
この企画「和竿への道」では、
井手大介&赤ワインが、
横浜、南区六ッ川にお店を構える和竿職人「汐よし」さんに弟子入りして、
和竿作りを体験。
2カ月かけて1本のカワハギ竿を作っていく中で、
その魅力、奥深い世界、和竿と通して見えてくる釣りの世界に迫ります。
先週までに、
穂先のグラスファイバーと竹の竿の連結部分、
そして、竹の竿と手元の竹の連結部分の2カ所に、
補強のために絹糸を巻いて、その上から、漆を3回塗りました。
漆を塗って、乾燥させ、紙やすりで削って、
その上からまた漆を塗って…の繰り返し。
今回は、さらに、今まで塗った分も合わせて、
合計で7回~8回漆を塗る宿題がでました。
そして、ここで1つ重要な決断を迫られることに!
先週までに3回塗った漆は、黒い漆でした。
これでベースを作った後、汐よし師匠が
「この上に塗る漆は、自分で好きな色を選んで塗っていいよ!」と。
この企画では、井手大介とぼく赤ワインの2人で、
1本ずつ竿を作っているんですが…
ここで選ぶ色によって2人の竿が全く違う雰囲気になっていくわけです。
汐よし師匠がこれまでに作った竿を見せてもらいながら、
青もいいなぁ…緑もいいなぁ…といろいろ迷った結果…
井手くんは、黒に銀粉を混ぜて、ちょっとメタリックな黒にすることに。
何度か銀粉を混ぜた黒い漆を塗ったところ、
1回目は銀粉をたくさん入れ過ぎて塗ってしまい、
2回目以降は少なくして塗ったということで、
ヤスリで削ってみると、銀粉の多い場所、少ない場所が
いい感じのムラとなって出てきました。
さらにここに重ねて塗っていくと、どんな感じになるのか…楽しみです。
ぼく赤ワインは歴史好きなので、
朱鞘の刀のイメージで、朱色をセレクト。
黒の上から4回ほど朱色を塗ったところですが、
まだ下地の黒が透けてしまっているので、
あと3回ほど塗ることに。
いったいどんな竿に仕上がっていくんでしょうか?
お楽しみに!