
スタッフの赤ワインです。
今回のザバーンのゲストは、
アウトドアスタイル・クリエイター四角友里さん。
女性アウトドアブームの立役者で、
「山スカート」を流行らせたのが、四角友里さんです。
それはそうと、「なんで井手さん、聴診器?!」と思いますよね。
実は、これ、四角さんの最新刊『一歩ずつの山歩き入門』でも紹介されている
四角さんの山登り愛用アイテムの1つなんです。
この聴診器を木にあてて、木の声に耳を澄ますそうです。
なかなか木が水を吸い上げる音が聞こえたりはしないそうですが、
「自然に近づくキッカケになる」と話してくれました。
また、他にも愛用のアイテムとして…
上手く鳴らせるようになると、鳥たちとの会話が楽しめるそうです。
ちなみに四角さんの本には、
「鳥の繁殖期には、鳥たちの恋心を邪魔しないようにしましょう」
と書いてあります。
四角さんの本『一歩ずつの山歩き入門』を読むと、
こういった四角さんの自然を大切に思う気持ち、
自然に対する真摯な気持ちが、
四角さんの文章や、自然の中で楽しんでいる四角さんの表情から
とても伝わってきて、ほんわかと優しい気持ちになれます。
四角さんがスタジオで話してくれた中で、
「山登りは、体を動かすのではなくて、心を動かすんですよ」
という言葉がとても印象的でした。
また、四角さんは、
「山登りを始めてから10年で成長したことは何?」
という質問に対して、
「出来ない自分を認めること」と答えてくれました。
「自分にはこれが出来ないから、こうしよう」と考えて、
自分にあった歩き方を模索するようになったそうです。
もともと体力ゼロ、運動音痴で超インドア派だった四角さんが、
そうやって10年の山登り経験で培ってきたノウハウが、
女性向けにたっぷり書かれているのがこの本です。
「登山」以前に、山で自然を眺める、山を歩いてみる…
そんなところからスタートしてもOKなんです。
タイトルに「登山」と言う言葉を使わず、
「山歩き入門」としているのにも、
そういった気持ちがこもっているのだと思います。
そうそう、四角さんが山で魅力を感じる男性は、
「(先に行ったりしないで)ペースを合わせてくれる人」だそうです。
男性もこの本を読んで、女性の気持ちを理解して、ペースを合わせれば、
山ガールにモテるかも?!
いやいや、そんな不純な動機ではなく、
よりたくさんの仲間と、山の自然を共有できるはずです。
番組の特集コーナーは、15分。
僕たちももっともっとたくさん聞きたい話があったし、
四角さんも「神奈川県の山」の本を持って来てくれていて、
地元:神奈川の山の魅力も話したかったのだと思いますが、
タイムオーバーになってしまいました。
もっと四角さんの話を聞きたい!というアナタ!
9月10日(火)夜8時から下北沢の本屋さん「B&B」で
四角さんのトークイベントがあります。
『一歩ずつの山歩き入門 』の本の裏話、
たくさんの写真ともに、山デビューにオススメの場所、お気に入りのアウトドア道具、
そして自然とともに生きるライフスタイルについて対談します。
また、10月12日(土)幕張メッセで開催される
「モンベルクラブ・フレンドフェア」にも出演しますので、
ぜひ遊びに行ってみて来てください。
イベントに関して詳しくは、四角友里さんのHPをチェック。