The Burn - Fm yokohama 84.7

丹沢「塔ノ岳」登山レポート

押忍!ADのO2(オーツー)です!

先日、ザバーンチームで丹沢登山に行ってきました!

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もちろん今回もザバーンチームを率いてくれるのは、
番組ではお馴染み、山の歌ばかり歌っている
山岳系ミュージシャンのOJIさん。

去年は、ザバーンチーム初の本格登山
八ヶ岳の最高峰「赤岳」登山に連れて行ってくれました。

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今回は、ザバーンチームからの
「日帰りで近場の山に登りたい!」というリクエストに、
OJIさんが選んでくれた山が、丹沢の塔ノ岳(標高1491m)。

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山頂からの景色が最高で、
相模湾から富士山まで見渡せるその景色を
ザバーンチームに味わってもらいたいとのこと。

登山ルートは…

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大倉駐車場(標高290m)から大倉尾根を登る、
全長約7km、標高差約1200mの丹沢の中でもポピュラーなルートです。

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この大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれているそうですが、
その理由は、あとあと明らかになります。

それにしても、この日は、登山開始前からすでにかなり暑い…。

OJIさんからも
「途中の山小屋のかき氷が最高ですよ!」なんて聞いていたのですが…

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井手さんは、スタート地点の駐車場の売店で超フライング。

赤ワインさんは「後で美味しいかき氷が待ってるのに、なぜ今?」
と言っていますが、でも、美味しそうです。

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というわけで、しっかり登山者カードを記入して一同出発。

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ちなみに、OJIさんの荷物だけやたら大きいのは、
頂上でカップラーメンを食べるための
全員分の水と調理具を持ってくれているからです。

登山初心者は経験者に大いに助けてもらいましょう。

「このパスタ美味しいらしいんですよ…」なんてOJIさん。

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頂上ではパスタもごちそうしてくれるとか。

料理が得意な人には大いに料理してもらいましょう。

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最初は、木々に囲まれたゆるやかな登り坂。

一見涼しそうに見えますが、
標高が低いので「下界」の暑さと変わらず、
登山道を進むと息はあがるし、身体は熱くなってくるしで、
かなりの汗がでてきます。

予想以上に汗もかいたし、1kmほど進んだところで、休憩。

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既に「あとどれくらいかなぁ?」なんて話をしながら、
気を取り直して、出発。

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途中、大倉高原山の家には水汲みポイントがあります。

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大量の汗をかいて水分補給の回数もふえていたので、
ホントに助かります。

そして何より暑かったので…

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絶好の水浴びポイントでもありました。 

山での水は必需品であり貴重品。

今後もずっと維持してもらいたいです。

この登山ルートは、
しばらくすると、木で出来た階段が連続する急な登り坂に…。

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たま~に、下りや平坦な道もあります。

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ここで足が少し楽になるので、呼吸を整えたり、
身体の熱も下がって行きます。

が、またすぐに木の階段…階段状の岩場…と、
ひたすら長い登りが続くので「バカ尾根」と言われるそうで、
階段は本当につらかった!

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そんな時、ふと周りの景色に目をやってみると、
ここは紅葉の時期はキレイだろうなぁ、なんてスポットも。

休憩できるポイントも各所に配置されています。

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思わずこうしてしまう一幕も。

夏の丹沢、結構きついです。

でも何度も休んでいてはいっこうに進みません。

一歩一歩、上へ上へと歩みを進めます。

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熱さで、水分補給の量が半端じゃありません。

普段から汗かきの井手さんは、常にTシャツがびしょびしょ。

この熱くなった体を冷やしてくれるのは、「かき氷」しかありません。

そうです。

途中、花立山荘という山小屋で食べられるという
「かき氷」を楽しみに一歩一歩登っていたザバーンチームですが…
なんと花立山荘に着いてみると…平日はお休み…。

どうやら週末のみやっているらしい、ということでかき氷はお預け。

ここまで一番ペースが速かったディレクター赤ワインさんは、
あまりのショックに、ペースがガクッと落ちてしまいました…。

「こんなことなら、スタート地点で食べておけばよかった…」

そう思っていたに違いありません。

平日に丹沢にお出かけの方は、ご注意を。

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ちなみに、この写真は、リスナーのジャスミンさんが送ってくれた
花立山荘のかき氷。

美味しそうですね~涼しげですね~。

さて、一同、黙々とひたすら登山をしていると、
先頭を進む赤ワインさんから「シカだ!」のひと言。

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エサを食べに来たシカ2匹に遭遇しました。

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心が和んだ一行。

シカが頂上までの後押しをしてくれたはず。

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ちなみに、OJIさんが山に登る前に、
「最近、丹沢では、鹿と山ガールが増えてるらしいですよ!」
なんて話を聞かせてくれましたが、
この「バカ尾根」はちょっと女子にはキツイのか、
あまり山ガールには出会えませんでした…。

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残り1kmを越えてくると…

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結構登って来たなぁ、と実感。

晴れ渡るとはいきませんが、
雄大な景色を感じながら、気力を振り絞り…

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ついに…!?

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標高1491mの塔ノ岳頂上までやってきました!

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残念ながらガスっていたので、富士山は見えなかったんですが、
山頂はとても気持ちのいい風が吹き抜けています!

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でも、井手さんは、あまりの疲れっぷりに、
山頂に着いても、
OJIさんに「井手さん、山頂ですよ!」と言われるまで気付かなかったそうです。

頂上に着いたらもちろん、お楽しみのこれです。

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OJIさんがお湯を湧かしてくれてカップラーメン。

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井手さんは、Tシャツが汗でびしょびしょのため、既に上半身裸。

塩分が身に沁みます。

うまい。

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あわよくばもう一個食べたい。

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山頂では、OJIさんの弾き語りLIVE。

寝ている人もいたので、静かに堪能。

それにしても、他の人の水+調理具に加えてギターも持って登るOJIさん。

水は自分が飲むだけの分しかもっていない自分たちは、
まだまだ鍛えないとですね。

頂上でカップラーメン食べたいですし。

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おっ、Mt.富士ヒルクライムの時期によく聴く名前も。

こちらに行く機会はまた今度。

…あるのか?

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お昼過ぎで気温もあがる中、
登るだけでもフラフラになった足に気合を入れ直し、
もう一度気を引き締めて、下山するのでした。

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下山もかなり体力を使い、膝が笑ってしまうほど。

それでも、スタート地点の大倉駐車場の売店で「かき氷」を食べる!

と思って頑張ったんですが、着いてみたら既に閉店…。

でも、駐車場で皆で飲んだコーラは最高の美味しさでした!

OJIさん、楽しい登山ガイド、ありがとうございました!

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