
押忍!ADのO2(オーツー)です!
先日、ザバーンチームで丹沢登山に行ってきました!
もちろん今回もザバーンチームを率いてくれるのは、
番組ではお馴染み、山の歌ばかり歌っている
山岳系ミュージシャンのOJIさん。
去年は、ザバーンチーム初の本格登山
八ヶ岳の最高峰「赤岳」登山に連れて行ってくれました。
今回は、ザバーンチームからの
「日帰りで近場の山に登りたい!」というリクエストに、
OJIさんが選んでくれた山が、丹沢の塔ノ岳(標高1491m)。
山頂からの景色が最高で、
相模湾から富士山まで見渡せるその景色を
ザバーンチームに味わってもらいたいとのこと。
登山ルートは…
大倉駐車場(標高290m)から大倉尾根を登る、
全長約7km、標高差約1200mの丹沢の中でもポピュラーなルートです。
この大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれているそうですが、
その理由は、あとあと明らかになります。
それにしても、この日は、登山開始前からすでにかなり暑い…。
OJIさんからも
「途中の山小屋のかき氷が最高ですよ!」なんて聞いていたのですが…
井手さんは、スタート地点の駐車場の売店で超フライング。
赤ワインさんは「後で美味しいかき氷が待ってるのに、なぜ今?」
と言っていますが、でも、美味しそうです。
というわけで、しっかり登山者カードを記入して一同出発。
ちなみに、OJIさんの荷物だけやたら大きいのは、
頂上でカップラーメンを食べるための
全員分の水と調理具を持ってくれているからです。
登山初心者は経験者に大いに助けてもらいましょう。
「このパスタ美味しいらしいんですよ…」なんてOJIさん。
頂上ではパスタもごちそうしてくれるとか。
料理が得意な人には大いに料理してもらいましょう。
最初は、木々に囲まれたゆるやかな登り坂。
一見涼しそうに見えますが、
標高が低いので「下界」の暑さと変わらず、
登山道を進むと息はあがるし、身体は熱くなってくるしで、
かなりの汗がでてきます。
予想以上に汗もかいたし、1kmほど進んだところで、休憩。
既に「あとどれくらいかなぁ?」なんて話をしながら、
気を取り直して、出発。
途中、大倉高原山の家には水汲みポイントがあります。
大量の汗をかいて水分補給の回数もふえていたので、
ホントに助かります。
そして何より暑かったので…
絶好の水浴びポイントでもありました。
山での水は必需品であり貴重品。
今後もずっと維持してもらいたいです。
この登山ルートは、
しばらくすると、木で出来た階段が連続する急な登り坂に…。
たま~に、下りや平坦な道もあります。
ここで足が少し楽になるので、呼吸を整えたり、
身体の熱も下がって行きます。
が、またすぐに木の階段…階段状の岩場…と、
ひたすら長い登りが続くので「バカ尾根」と言われるそうで、
階段は本当につらかった!
そんな時、ふと周りの景色に目をやってみると、
ここは紅葉の時期はキレイだろうなぁ、なんてスポットも。
休憩できるポイントも各所に配置されています。
思わずこうしてしまう一幕も。
夏の丹沢、結構きついです。
でも何度も休んでいてはいっこうに進みません。
一歩一歩、上へ上へと歩みを進めます。
熱さで、水分補給の量が半端じゃありません。
普段から汗かきの井手さんは、常にTシャツがびしょびしょ。
この熱くなった体を冷やしてくれるのは、「かき氷」しかありません。
そうです。
途中、花立山荘という山小屋で食べられるという
「かき氷」を楽しみに一歩一歩登っていたザバーンチームですが…
なんと花立山荘に着いてみると…平日はお休み…。
どうやら週末のみやっているらしい、ということでかき氷はお預け。
ここまで一番ペースが速かったディレクター赤ワインさんは、
あまりのショックに、ペースがガクッと落ちてしまいました…。
「こんなことなら、スタート地点で食べておけばよかった…」
そう思っていたに違いありません。
平日に丹沢にお出かけの方は、ご注意を。
ちなみに、この写真は、リスナーのジャスミンさんが送ってくれた
花立山荘のかき氷。
美味しそうですね~涼しげですね~。
さて、一同、黙々とひたすら登山をしていると、
先頭を進む赤ワインさんから「シカだ!」のひと言。
エサを食べに来たシカ2匹に遭遇しました。
心が和んだ一行。
シカが頂上までの後押しをしてくれたはず。
ちなみに、OJIさんが山に登る前に、
「最近、丹沢では、鹿と山ガールが増えてるらしいですよ!」
なんて話を聞かせてくれましたが、
この「バカ尾根」はちょっと女子にはキツイのか、
あまり山ガールには出会えませんでした…。
残り1kmを越えてくると…
結構登って来たなぁ、と実感。
晴れ渡るとはいきませんが、
雄大な景色を感じながら、気力を振り絞り…
ついに…!?
標高1491mの塔ノ岳頂上までやってきました!
残念ながらガスっていたので、富士山は見えなかったんですが、
山頂はとても気持ちのいい風が吹き抜けています!
でも、井手さんは、あまりの疲れっぷりに、
山頂に着いても、
OJIさんに「井手さん、山頂ですよ!」と言われるまで気付かなかったそうです。
頂上に着いたらもちろん、お楽しみのこれです。
OJIさんがお湯を湧かしてくれてカップラーメン。
井手さんは、Tシャツが汗でびしょびしょのため、既に上半身裸。
塩分が身に沁みます。
うまい。
あわよくばもう一個食べたい。
山頂では、OJIさんの弾き語りLIVE。
寝ている人もいたので、静かに堪能。
それにしても、他の人の水+調理具に加えてギターも持って登るOJIさん。
水は自分が飲むだけの分しかもっていない自分たちは、
まだまだ鍛えないとですね。
頂上でカップラーメン食べたいですし。
おっ、Mt.富士ヒルクライムの時期によく聴く名前も。
こちらに行く機会はまた今度。
…あるのか?
お昼過ぎで気温もあがる中、
登るだけでもフラフラになった足に気合を入れ直し、
もう一度気を引き締めて、下山するのでした。
下山もかなり体力を使い、膝が笑ってしまうほど。
それでも、スタート地点の大倉駐車場の売店で「かき氷」を食べる!
と思って頑張ったんですが、着いてみたら既に閉店…。
でも、駐車場で皆で飲んだコーラは最高の美味しさでした!
OJIさん、楽しい登山ガイド、ありがとうございました!