
博士じゃ。
わしが相模湾の旬の魚と釣り方のうんちくを語るコーナーはお休みして、
夏休み特別企画として、
「夏休みに旅先で狙いたい、あんな魚やこんな魚」を教えるのじゃ。
心して読むように。
今週は沖縄じゃ~。
朝夕、防波堤や漁港で簡単に釣れるのは、
「アバサー」(ハリセンボン)やイワシの様な「ハララー」。
ファミリーで短時間に大漁気分を味わうなら、
県魚の「グルクン」(タカサゴ)がお薦め。
乗り合い船でちょいと沖に出るとサビキで簡単に釣れ、
唐揚げや塩焼きにすると美味いんじゃ。
サンゴ礁や磯にいるのが、
派手な色の「アーガイ」(ヒブダイ)や、
ハタの仲間の「ミーバイ」や「アカジン」。
特に「アカジン」は沖縄の三大高級魚で、刺身にすると絶品じゃ。
大物釣りなら地元で「ガーラ」と呼ばれる「ロウニンアジ」や「カスミアジ」。
大型は80センチを超すが、
50センチ弱なら漁港でもルアーで時たま釣れるんじゃ。
また、「タマン」(ハマフエフキダイ)も地元では人気じゃ。
他にも「トカキン」(イソマグロ)や「サーラ」(カマスサワラ)、
「ウキムルー」(ヒレナガカンパチ)など、
遊漁船で沖のパヤオ(魚礁)に行けば大物が目白押し。
ダイビングやシュノーケリングの合間にいかがかの~。