
スタッフの赤ワインです。
僕たちの200目チャレンジのお魚判定をしてくれている
JGFA判定員の西野博士と、その息子の勇馬くんと一緒に、
またまた釣りに行ってきました!
今回は、潮の干満の差が大きい大潮で、
お昼に干潮をむかえるということで…
潮が引いた時にできる潮だまりで、小物釣り!
場所は、三浦半島の毘沙門です。
この日は、気温が30度近くまで上がったので、
たくさんの子供たちが、アミを持って潮だまりに遊びに来ていました。
潮だまりをよーく見てみると小さなエビがたくさん…
タナゴ針に、イソメを小さくつけて狙ってみると…
スジエビモドキでした。さっそく1目追加です。
エビは、底を歩いているイメージですが、
よく観察しているとけっこう泳ぎがうまいんですよ。
そして、エビを狙っていると、
カニが隠れ家をめぐってケンカしているのを発見。
エビと同じように釣ってみると
甲羅が平らな「ヒライソガニ」でした。
またまた1目追加です。
子供の頃、磯遊びってとても楽しかった思い出がありますが、
その楽しさをまた大人になって味わっている感じです。
魚は、アゴハゼ、クモハゼといった
もうすでに釣っている魚が多いんですが…
注意深く探してみると…
ヘビギンポです!
西野博士の話では、
背びれが3つある魚は珍しく、
このヘビギンポや、タラの仲間、シーラカンスの仲間などなんだそうです。
続いては…
体が半透明、シースルーでセクシーなハゼを釣りました。
イソハゼのようです。1目追加!
小さい魚ばかりではありませんよ。
岩陰から大きな顔が覗いていたので釣ってみると、
15センチほどあるギンポでした。
ダイナンギンポかベニツケギンポということで、西野博士が判定中。
ダイナンギンポはもう釣っているので、
もし、ベニツケギンポなら1目追加なんですが…。
ベニツケギンポならシリビレの軟条数が40本以下ということで、
どうやらダイナンギンポっぽい…。
西野博士
シリビレの軟条数を数えてみたら、ちょうど40本で、
ダイナンギンポ、ベニツケギンポ、どちらの可能性もありますが、
他の条件と総合して、ベニツケギンポです。
そして、勇馬くんが、ここにカニがいますよ!と教えてくれたのに、
なかなか見つけられなかったのが、こいつ。
海草などを自分の体にくっつけて、完全に海草と一体化していた
イソクズガニです。
もちろんこのイソクズガニもイソメで釣りましたよ。
どうですか?なんかとても可愛くないですか?
1目追加です。
午後になり、潮が満ちてきたので、5目追加した潮だまりを離れ、
次のポイントへ…。
次のポイントでは、西野博士お勧めの面白い釣りが楽しめるとか。
向かった先は、干潟に近いヨシ(アシ)が生い茂る場所。
ここで楽しめる釣りとは?!
黄色い釣り糸が垂れている場所をよく見てください。
水の中ではなく、穴に入っています。
そうです。この穴は、カニの巣穴なんです。
カニの巣穴でイソメを躍らせて、
おびき出してイソメに食いついたカニを釣るという
なかなかゲーム性のある釣りです。
静かに近づかないと、
警戒してしまい、穴から出てこなくなるので、
そういった意味でもゲーム性があります。
穴が大きいほど、大きなカニがいる可能性が高いのですが、
大きなカニは地面を掴む力が強いので、釣り上げるのも大変です。
ここは、大きさよりも目追加が大事ってことで、小さな穴をねらい…
ハマガニを釣り上げました!
さらに、アシハラガニ!
その名の通り、アシの原にいるからアシハラガニですね。
枯れたアシの上をカサカサ歩いていたカニも釣り上げました。
クロベンケイガニです。
このヨシ原は、短時間で3目も追加できた、まさに「カニのパラダイス」。
ですが、こういった環境はどんどん減ってきてしまっているんだと思います。
カニが住める環境、いつまでも残していきたいと感じる釣行でした。
ということで、この日は、まさかの8目追加で合計181目!
200目も目前となってきました!