
スタッフの赤ワインです。
井手大介&スタッフで、
三浦半島の三崎&城ケ島にお散歩取材に行ってきました!
今回、案内してくれたのは、
まぐろ問屋「三崎恵水産」の若旦那:石橋さん。
(家は代々漁師さんの家系で、石橋さんで11代目)
「三崎恵水産」は、日本全国の飲食店などにマグロを卸しているほか、
城ケ島で、マグロの直売所「恵総本店」を出店、
横浜を中心に回転ずし「まぐろ問屋 三浦三崎港」も運営しています。
そんな「マグロのプロ」が案内してくれた三崎、城ケ島…とても楽しかったです。
何といっても、「三浦三崎港」と言えば、「日本有数のまぐろ船の基地」。
まずは朝一番に、「三浦市三崎水産物地方卸売市場」、
通称「三崎魚市場」を見学に行きました。
三崎魚市場で、1日に取扱われるマグロは、400本から1000本。
この日は、主にメバチマグロが取引されていて…
-60℃で冷凍されて、白くなったマグロがズラッーと並べられていました。
魚市場というと、セリが行われて、大きな声が飛んでいるイメージですよね?
ところが、三崎魚市場は、セリではなくて、「入札方式」なので、
思ったよりも静かで、
そこにあるのは、マグロを選ぶ男たちの真剣な目つきでした。
冷凍されたマグロのどこをチェックしているの気になりますよね?
まず、どこの海で、どの船がとったマグロなのかをチェック。
「マグロはホンマグロが一番うまい!」と思っている方も多いと思いますが、
マグロのプロによると、マグロにも旬があるので、
季節によって、どこの海域のどのマグロが美味しいか違うそうです。
さらに、船の冷凍設備や、船員さんの技術レベルを知ることもとても重要で、
それによって、マグロが中までしっかり冷凍されるまでの時間が変わるので、
当然、味も変わってくるんだとか。
マグロは奥が深い!
そして、白い冷凍マグロの上に、
解凍された尾びれ付近の輪切りが乗っているのが分かりますか?
この肉の色などを見て、脂のノリなどをチェックするんだそうです。
身の色は、素人でも分かるほど、それぞれ違うんですよ。
他にも…
アジ、サバ、ヒラメ、スズキなどの身近な魚はもちろん…
マンボウなんかも売られていました。
三崎魚市場は、一般の方も見学することもできます。
食堂もあるので、ぜひ見学に行ってみてください。
ちなみに、石橋さんの会社「三崎恵水産」のスタッフの方も、
この日、厳選したメバチマグロを仕入れていました。
そのマグロはどこに行くのか…と言えば、冷凍倉庫です。
この後は、マグロを-60℃で保存する未知の世界、
そして、そのマグロを加工する工場に潜入取材です!