
スタッフの赤ワインです。
僕たちの200目チャレンジのお魚判定をしてくれている
西野博士と、息子の勇馬くんと一緒に、
伊豆某所へ夜釣りに行ってきました!
狙いは、サメです。
サメの外見のかっこよさ、そして大きさは、男のロマン。
さらに、多目釣りにチャレンジしながら、
JGFAの日本記録、IGFAの世界記録を狙っている西野親子にとっては、
狙っている人が少ないサメ類は、記録を狙うにはうってつけの魚なんですね。
向かったのは、ぼくも以前ドチザメを釣ったポイント。
しっかり仕掛けをサメのいるポイントまで投げないと、
ウツボが釣れてしまいます。
ウツボが釣れてしまうと、鋭い歯で仕掛けがボロボロになり、
噛みつかれたり、巻きつかれたりしないようにリリースするのも一苦労。
これだけで気力と体力を削がれるので、
いかにウツボを避けてサメを釣るかがポイントになってきます。
エサは、サバの切り身、イカの切り身、マイワシ1匹などを使います。
ウツボがかかった時は、糸が「ギギッ」と少しでるだけなんですが、
サメがかかると、「ギギギギギ…」と糸が一気に出ます。
その瞬間のドキドキ感がたまりません。
ところが、いざ釣り始めると…やっぱり「ギギッ」とウツボばかりが釣れます。
ウツボを釣ってはリリースを繰り返し、ついに釣りました!
ウナギ犬の尻尾のような尾びれが可愛いヒラタエイ!
1目追加!
アカエイと同じように毒針があるので要注意です。
続いては、しばらく放って置いた竿を巻き上げてみるとウツボとは違う引き。
海面まで引き寄せてライトを照らしてみると、目が光っています。
ネコザメです!1目追加。
ちなみに、この日は、ネコザメが多く釣れて、
勇馬くんが釣ったこのネコザメは、なんと12.25kg!!
IGFA世界記録に申請するそうです。
勇馬くんは他にも、3kgのサカタザメも釣り上げ、
現在、勇馬くんがもっているIGFA世界記録の2.20kgを上回るサイズなので
これも申請するそうです。
これがもし僕の竿にかかっていたら世界記録を獲得できたかと思うと…
わずか少し投げる場所が違うだけでこの差になるんですね。
朝になると風が強かったので場所を移動。
まずは、伊豆の某港で…
堤防の壁に隠れていたコケギンポをゲット!1目追加。
さらに、場所を移動して、横浜の金沢近辺へ。
金沢周辺には、潮が引くと干潟になる場所があります。
そういった場所は、特にハゼやカニの仲間が豊富ということで、
今まで釣っていないハゼやカニが釣れる可能性大です。
チチブ。
スジハゼB。
タカノケフサイソガニの3目を立て続けにゲット!
このカニは、長い間、
ハサミに毛の房があるケフサイソガニと混同されてきましたが、
2005年に、新種として報告されたばかりのカニです。
オスは、ハサミの毛房の大きさ、
メスは、お腹に黒い斑紋があるかどうかで判別できます。
150目を超えてから、こんなに一度に目が追加できるとは思っていませんでした。
干潟は生き物にとってパラダイス。
横浜にもまだ残っているこの自然を
しっかり守っていかなくてはいけないなと感じました。