
スタッフの赤ワインです。
いよいよ日本ダッチオーブンライフ振興会主催のイベント、
タケノコ掘り大会が近付いてきました。
4月28日(日)大磯の某所に朝9時時集合で10時開会。
参加費は、大人3000円で中学生以下は無料です。
詳しくは、日本ダッチオーブンライフ振興会のホームページをご覧下さい。
さて、今月の中山千賀子先生のダッチオーブンレシピは、
このタケノコ掘り大会で、井手大介がチャレンジする課題料理です。
今回は…
オックステールスープ!!
しかも100人分です!!
今回は世界にたった2つしか存在しないという
20インチの巨大なダッチオーブンを使って
100人分のオックステールスープを作ります。
20インチダッチオーブンは、直径50cmで、
フタと本体に持ち手がそれぞれ4つずつ付いていて、
大人が2~3人で持ち運ぶそうです。
オックステール(牛の尾)は、骨と筋が多くて固い部分ですが、
煮込むと格別の旨味がでてきて、
時間をかけて煮込むうちに、テールのゼラチン質が溶け出して、
コクのある美しいスープが出来上がります。
それでは作り方です。
初めに、20インチダッチオーブンの中に、
10kg分のオックステールを入れます。
次に皮をむいたニンニク7株分、生姜のスライス5パック分を入れます。
その上に日本酒2リットルを注ぎ入れます。
さらに、大体ダッチオーブンの7~8分目まで水を注ぎ入れます。
そしてフタをして沸騰させます。
アクが出たら取り除いて再びフタをします。
フタはとても重いので2~3人でしっかりと持ちます。
スープを1時間半位煮込んだら、途中で浮いて来たアクと脂をすくって取り除きます。
オックステールは脂が多いので、
この脂を取り除く作業が美味しく作る重要なポイントです。
テールの量も10kgと、かなり多いので、頑張って脂を取り除いて下さいね。
再びフタをしますが、水分が減ってしまったら、ここで水を足します。
そしてさらに1時間位煮込みます。オックステールが柔らかくなったら、
塩、胡椒、醤油、ガラスープ、ゴマ油などでスープの味を整えて、
テールスープの出来上がりです。
ダッチオーブンで煮込んだオックステールの肉は、
骨からホロリとはがれ落ちるくらいに柔らかくて濃厚でとても美味しいです。
次にオックステールの肉を食べやすい様に切り分けます。
まず、オタマの上にテールの肉をのせて、
キッチンバサミで肉の部分を切って、骨からはずしていきます。
10kg分全ての肉が切れたら、
次に長ねぎの千切りと針生姜、ワカメを入れて、
最後に30束分のラーメンを入れます。
ラーメンは一度に全部入れずに、3~4回に分けて入れます。
今回のラーメンは、2~3分で煮えます。
初めに入れたラーメンを全部すくって取り分けてから、次の分を入れていきます。
スープがかなり熱くなっていますので、
火傷をしない様に2人共、軍手をして取り分けましょう。
100人分のスープを取り分けるのも、初めての経験です。
煮込むのにたっぷりの時間がかかりますが、
果たして、井手大介、タケノコ掘りをする時間はあるのか!?