
スタッフの赤ワインです。
日本ダッチオーブンライフ振興会理事長、
中山千賀子先生のダッチオーブンレシピです。
今月のレシピは、「排骨(パーコー)」です。
パーコーは、豚の骨付あばら肉(スペアリブ)に衣をつけて揚げた中華料理。
豚のあばら肉は、脂肪と肉のバランスが良く、脂がのって甘味があります。
ビタミンも豊富でコラーゲンたっぷりなので、
乾燥している寒い時期にも良いですよ。
それでは作り方です。
【食材】
豚のスペアリブ10~12本をブロックで用意します。(3~4人分)
骨を1本ずつ切り分けたスペアリブでもいいし、
肉全体の旨味を堪能したい時には、豪快に塊で作ります。
おもてなしにも喜ばれます。
あるいは、骨付豚ロース肉(ポークチョップ)を使っても美味しいです。
漬けダレの材料として、
葱・生姜水、醤油、紹興酒、オイスターソース、甜面醤、胡椒、
そしてカレー粉を少し加えるのがポイントです。
後は、衣として卵1個と薄力粉と片栗粉、揚げ油を用意します。
【作り方】
スペアリブは1人分3~4本の骨付で切り分けます。
次に葱・生姜水の中に醤油、紹興酒、オイスターソース、甜面醤、カレー粉を加えて、
よく混ぜて、つけダレを作ります。
このつけダレを少し取ってスペアリブにぬって10分位置きます。
残りのつけダレに卵、薄力粉、片栗粉を混ぜて衣を作ります。
この衣をスペアリブにからめます。
ダッチオーブンにサラダ油を熱してスペアリブを入れます。
周りが固まってきたらフタをして中弱火にして10分位揚げます。
フタをはずしてスペアリブをひっくり返します。
そして反対側を揚げるのと同時に強火にして、
水分を飛ばしながらカラリと揚げれば出来上がりです。
揚げたてのパーコーを骨ごとに切り分けて、気取らずに手でつかんで頂きます。
まわりはサクサクで、骨から肉がホロッと外れる位に、柔らかくてジューシーです。
ほんのりカレー粉の香りが、食欲をそそります。
このパーコーを、茹でたチンゲン菜と一緒に、白い御飯の上にのせて
トロッとさせた中華風の餡をかけると、パーコー飯になります。
あるいは、茹でた中華麺を器に入れてスープをはって、
切り分けたパーコーを載せて葱をちらせば、
パーコーラーメンの出来上がりです。