
スタッフの赤ワインです。
昨日のザバーンでは、今、注目の自転車競技
「シクロクロス」を特集しました。
シクロクロスは、
もともとはロードレースの選手の冬季トレーニングの一環として始まったもので
ヨーロッパではすでに人気の競技。
自動車のクロスカントリーの自転車版といった競技で、
オフロード仕様にしたドロップハンドルの自転車で行います。
最近、日本でも大会がどんどん増え始めていて、
シクロクロス競技に使う自転車にも人気が出てきているそうなんです。
詳しいお話を、2月9日(土)10日(日)にお台場で開催される大会
「シクロクロス東京2013」実行委員会の棈木亮二さんに伺いました。
ちなみに、棈木さんは、自転車便「Cy-Q」の社長にしてメッセンジャー、
また、オーダーサイクルジャージ「Champion System」の
輸入代理業務も行っています。
一番安い半袖サイクルジャージなら、
10枚以上で1枚6825円(税込)でオーダーできるそうなので、
ザバーン自転車部でもそろそろオリジナルで作っちゃう?なんて話も。
こちらは、棈木さんも出場したという大会
「湘南ベルマーレシクロクロス」のようすですが、
このように、芝生とか砂地といったオフロードがあったり、
障害物などがあったりする1周およそ2.5kmのコースを、
時間内に何周できるかを競う競技。
障害物は自転車を降りずに跳んでもいいし、自転車を担いでもいいそうです。
また、ピットエリアに2人のピットクルーを置き、
レース途中に自転車を替えたり、調整、修理したりできるのも特徴です。
なんだかとても楽しそうですが…
実は、ヒルクライムレースよりもキツイそうで、
休む場所がなく、常にほぼ全力を出し切っている状態なんだそうですよ。
さて、そんなシクロクロス競技で棈木さんが使っている愛車がこちら。
まず一見して違うのは、タイヤ。
ホイールに糊で張り付けるチューブラータイヤと言われるもので、
太さもロードレーサーで使うタイヤよりも太い33mm、
オフロードでも走りやすいようなブロック形状のタイヤになっています。
空気圧も低めで、コースによって変えるそうです。
そして、ブレーキも水や泥に強いタイプになっていて、
中には、マウンテンバイクのようにディスクブレーキもあるそうです。
また、コースに障害物があった時に自転車を担いだりするので、
ワイヤー類がフレームの上側についているのも特徴です。
ぼく赤ワインも乗らせてもらったんですが、
車体はとても軽くて、加速もいいし、
段差や舗装状態の悪い道路を通る人には
通勤用にもバッチリだと思いました。
どうですか?シクロクロス、興味がわいてきませんか?
2月9日(土)10(日)には、棈木さんが実行委員をつとめる大会
「シクロクロス東京2013」が、お台場で開催されます!
土曜日は、一般参加のクラス、
そして、日曜日には世界トップクラスの選手が集まるので、
見ているだけでも迫力が楽しめるそうです。
このお台場のコースでは、
砂浜を走るそうで、これがかなりキツイんだとか…。
各メーカーのブースもあり、
最新のシクロクロス用バイクの試乗もできるそうなので
ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?