
スタッフの赤ワインです。
東京湾で60年以上前からフグ船を出している「フグのカットウ釣り」の先駆者
金沢八景の船宿「野毛屋釣船店」さんで、
アカメフグ釣りに行ってきました!
アカメフグというのは関東での通称で、本当の名前は、ヒガンフグ。
ショウサイフグの乗合船でも船中数尾交じる程度の稀少なフグで、
漁師の網にもほとんど入らない「幻のフグ」なんですが、
水産業界では、密かにもっとも美味なフグとも言われています。
そんな貴重なアカメフグをほぼ確実に釣らせてくれる船宿がこの野毛屋さん。
フグの釣り方は、「カットウ釣り」という釣り方。
これが「カットウ仕掛け」。
10号のオモリの真下に付いたハリに甘エビの剥き身を付け、
それを喰いに来たフグを
オモリから10cm程垂らしたハリスの先のハリで引っ掛けるという釣り方。
タックルは、カワハギ竿でOK。
(詳しい釣り方は、コチラで動画をご覧ください。)
このカットウ釣りは、2度目で、
前回は野毛屋さんでショウサイフグを釣らせてもらいました。
その時は、ショウサイフグが2匹釣れたので、
今回もぜひともヒガンフグを「目追加」するのが悲願です。
10分ほどで釣り場に着くとさっそく仕掛けを投入。
フグのアタリは初心者には分かりにくいので、
定期的に空合わせをしてみると…
魚がかかっている感じはしないけど、なんか少し重い…。
巻き上げてみると…
これは、マダコ?イイダコ?
イイダコなら肩に金色の輪があるはずです。
ありました!!
さっそくイイダコで1目追加です。
それにしても、寒い。
エサの冷凍甘エビ(正確にはホッコクアカエビ)の殻を剥く手が思うように動きません。
それにもめげず、サオを出し続けると…
お、重い…もしかして?!
貝殻でした。。。
結局、この日釣れたのは、
イイダコ1、ヒトデ2、貝殻たくさん。以上。
でした。
竿頭は4匹。
坊主は、僕と隣のお兄さんの2人だけだったので、
隣のお兄さんと、帰港中の船で「ダメだったね…」と慰めあいました。
今回は残念な結果になってしまいましたが、
アカメフグは、状況を見ながら3月くらいまでとのこと。
近々リベンジしなくては!