The Burn - Fm yokohama 84.7

ダッチオーブンレシピ「牛タンシチュー」

スタッフの赤ワインです。

日本ダッチオーブンライフ振興会理事長、
中山千賀子先生のダッチオーブンレシピです。

今月のレシピは、「牛タンシチュー」です。

1匹の牛からとれる牛タンは、1~1.5キロ位。

肉質が固いので調理に時間がかかりますが、
ダッチオーブンなら一流レストランの味が、家庭のキッチンで作れますよ。

それでは作り方です。

【 食材 】

牛タン1本(約1キロ)を用意します。

和牛は高価なので輸入牛で充分です。

一緒に煮込む食材は、
赤ワイン1本、トマトピューレ、バター、小麦粉、フォンドボー、
玉葱、人参、セロリ、ニンニクなどの香味野菜とブーケガルニ(束にしたハーブ)です。

付け合わせの野菜としては、小玉葱、人参、マッシュルームなど好きな野菜を用意します。

【 下拵え】

生の牛タンの場合は、表面のザラザラした固い皮を取り除く為に、
ボイルしてから皮をむいて使います。

今回は輸入の牛タンを使いますので、皮をむく必要はありません。

もし、脂が多い場合には、ある程度取り除いておきます。

【 作り方です 】

まず始めに、プレヒートしたダッチオーブンにバターをひとかけら入れて、
塩胡椒しておいた牛タンを丸ごと入れてソテーします。

そして表面にしっかりと焼き色をつけたら、一度取り出します。

残った脂をふき取ってから、新たにバターを入れて、

スライスしたにんにく、玉葱、人参、セロリを入れて炒めます。

さらに小麦粉を振り入れて炒めます。

ここに赤ワイン1本分と、トマトピューレ1カップ、
フォンドボーとブーケガルニを入れて沸騰させます。

アクが出たら取り除いて、フタをして弱火にして約2時間煮込んでいきます。
(煮込む時間で牛タンの柔らかさが変わるので、好みの柔らかさになるまで煮込みます)

カービンクフォークを刺してみて、スーッと通る位に柔らかくなったら、
牛タンを一度取り出します。

残ったソースは、シノワで濾してからダッチオーブンに再び戻します。

お好みの厚さにスライスした牛タンをダッチオーブンに戻して、
さらに付け合わせの小玉葱、にんじん、マッシュルームを入れて、
火が通るまでさらに煮込みます。

最後にソースの味を整えます。

酸味が強い時にはメープルシロップをひと匙加えると味が落ち着きます。

たんねんにじっくりと煮込んだ牛タンのシチューは、熱々のうちに頂きます。

とろけるようにしっとりと柔らかくなった牛タンは、とても濃厚で深い味です。

赤ワインのソースは、フランスパンやパスタにつけて頂いても美味しいですよ。

是非挑戦してみて下さいね。あなたもシェフに負けない味を作れますよ!

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