The Burn - Fm yokohama 84.7

赤岳登頂記1.美濃戸口~赤岳鉱泉

スタッフの赤ワインです。

11/6(火)~7(水)にかけて1泊2日で、
念願の八ヶ岳連峰の最高峰:赤岳(2899m)に登ってきました!

「テントハリタイ」でお馴染みのあの山岳系ミュージシャンOJIから
ザバーンにゲストに来るたびに、
「赤岳が素晴らしいから一緒に登りましょう!」と言われ続けて、
やっと実現しました。

…と言っても、井手大介も僕:赤ワインも富士山に登ったことがあるくらいで、
登山は初心者。

登山が好きな人に、「11月の赤岳に登る!」というと、
「すっごい寒いよ!」「雪が降るかもしれないよ!」「装備は大丈夫?」
そんな心配の声をたくさんかけられました。

そこで、今回の登山には、強力な助っ人が参加してくれることに!

まず、今回のリーダー、山岳系ミュージシャンOJI。

そして、OJIの山仲間で、山小屋で働いていた経験がある
マウンテンネーム「五色ヶ原シゲル」。

さらに、釣りはもちろん山で使えるウェアも豊富な「Foxfire」のスタッフで、
登山が大好きな斉藤さん、
この5人パーティーで、赤岳へと行ってきました!

11月の八ヶ岳は、雪が降ることがあり、
経験豊富な登山家でも注意が必要な場所です。

今回は、経験豊富な3人がサポートしてくれますが、
天気予報では、雨、雪の予報だったので、
雨対策、防寒対策、アイゼンやピッケルなどもしっかり準備。

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井手君は、Foxfireでメリノウールのインナーや、
ゴアテックスのアウターを買ったようです。

準備は万全と言っても、天候や、山の状況次第では、
登頂せずに引き返すことも視野に入れてのチャレンジとなりました。

まず、車で美濃戸口の八ヶ岳山荘へ。

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標高1502mのこの山荘の駐車場に車を置いたんですが、
ちょうど、この美濃戸口あたりのカラマツが黄色く色づいていて、
本当に綺麗でした。

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八ヶ岳山荘の藤森さんに話を伺うと、
「お昼まで待てば雨も上がるだろう」とのことだったので、
コーヒーを頂きながら山の話で盛り上がり、
雨が止んだところで登山開始。

初めての赤岳に向かう僕らに藤森さんが
「これを持っていけ!」と用意してくれたのは…

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山の道具…ではなく、なんと!牛肉のブロック!

まさかこんな冷凍のお肉を持って登ることになるとは思っていませんでしたが、
とっても美味しそうなお肉。

ご馳走様です!

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さぁ、いよいよ出発ですが…

みんなのザックを並べてみると…OJIのザックだけ90Lで飛びぬけてデッカイ!!

実はOJIは、僕たちに美味しい料理を作ってくれるので、
その材料を一人で持ち、
僕や井手も一緒に泊れるように3人用のテントも背負ってくれているのです。

本当に頭があがりません。

さて、八ヶ岳山荘を出発すると…

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カラマツの葉が雪のように落ちてくる林を抜けて…

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川沿いの緩やかな道を登ったりして…

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途中、フカフカの「苔」に魅了され…

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凍りついた川を見つけ、夜の寒さの厳しさを予感させられます。

そして3時間ほど歩いて、赤岳鉱泉(2300m)のテント場に到着。

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今日登るのはここまで。

今晩はこの赤岳鉱泉でテント泊です。

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夜は氷点下にまで冷え込むので、まず暖かい服装に着替えて、
日が暮れる前にテントを設営。

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実は、OJIは、このテントを使うのが初めてと言うことで、
1つ1つの作業に新しいテントの良さを噛みしめながら設営しているようでした。

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夕方5時頃には、暗くなり始めたので、早いですが夕食の準備を。

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井手君のジェットボイルで沸かしたお湯で暖かいスープを飲んだり…

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頂いた牛肉を…

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塩コショウでシンプルにステーキに。

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皆、ここまでの登山でお腹が空いていたので、
1キロはあったブロック肉があっという間になくなってしまいました。

そして、本日のメインイベント!

OJIが僕たちのために作ってくれたすき焼き!!

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「初めての本格登山を楽しんで、山を好きになってもらいたい」

そんなOJIの気持ちが伝わってくる味でした。

充実の食事を食べ終わって、辺りは真っ暗になっても、時計の針は6時過ぎ。

皆で星を眺めて、天の川や流れ星を見て、夜8時頃には就寝…。

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明日はいよいよ赤岳山頂を目指します。

晴れますように。

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