博士じゃ。

わしが、相模湾の旬の魚と釣り方のうんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今日は、「メジマグロ」じゃ。

「イソマグロ」や「カジキマグロ」など、マグロにも色々有るけれど、
マグロの王様といえば「ホンマグロ（クロマグロ）」じゃ。

イカやトビウオ、サンマなどを食べるフィッシュイーターで、
大きなものは重さ３００キロを超し、
１本１００万や２００万円が当たり前の高級魚。

一般的に「ホンマグロ」と呼ばれるのは、３０キロを超すもので、
２０キロ以下のホンマグロの幼魚は「本メジ」、
「キハダマグロ」の幼魚は「キメジ」などと呼ばれているんじゃ。

今の時期、相模湾でも２～１０キロクラスが鳥山の下に群れていることが多く、
大物ファンを熱狂させているんじゃ。

釣り方は、オキアミを使うエサ釣りやルアーが一般的じゃが、
「カツオ」や「イナダ」などと同じく、カッタクリと呼ばれる手釣りも人気 じゃ。

５キロオーバーになると、ヒットしてからのスピードは強烈。
（相模湾では「メジマグロ」と「カツオ」を同時に狙う遊漁船が多い）

大トロのように、口の中でトロッとまではいかないが、
上品な甘みがあって、食通には人気。

漬け丼や、漬け茶漬けもいけるぞ～。