
スタッフの赤ワインです。
今年1年間で100種類の魚を釣る「100目」にチャレンジしている
井手大介&スタッフ。
今回も、お魚判定をしてくれている西野博士の息子さん
中学生の勇馬くんと一緒にいくことに。
勇馬くんと2人で釣りに行くと、
☆釣りを始めてそうそう強風でエサのイソメが全て海に飛ばされる
☆釣り場から駅に向かう最終バスが予定時刻を1時間以上過ぎても来ない…
…などなど、必ずトラブルに見舞われるので、
今回はいったいどんな釣行になるのでしょうか?!
最近、自分は小物釣りが続いていたので、
100目まであと3目まで迫ったということで大物を狙いに行きます!
今回のターゲットは、ずばり!サメ、エイ!
投げ釣りなどをしているとたまに掛かって、本当に困る外道です。
何せ重かったり、引きが強かったりで上げられない。
特にアカエイは、尾のトゲに毒があり、
刺されると激痛に襲われ、場合によっては死に至ることもあるので
注意が必要です。
こんな魚を好んで釣る人は少ないですが、
勇馬くんは、男のロマンを感じるのか、陸から釣れる大物だからなのか
エイ・サメ釣りが好きなようで、今回案内してくれました。
場所は、八景島の近くの福浦。
福浦の岸壁は、青物、根魚、クロダイ、マゴチをはじめ、
様々な魚種が狙えるということで、ファミリーにも人気のスポット。
サメ・エイがよく釣れるのは日が暮れてから。
日暮れ前に到着して仕掛けを準備しておき、
日暮れまでは、投げ釣りでもしながら待ちます。
今回、使ったのは、西野博士に借りた硬めの投げ竿、
投げ用の大型ベイトリール、ラインは、ナイロン16号。
エサは、この前釣ったソーダガツオの切り身です。
勇馬くんから、ベイトリールで投げる時のコツなど聞いた後、
さっそく釣りを始めると…なんと大雨が!!!
通り過ぎるまで木の陰で待ち、雨が弱くなったので、
竿を見に戻ってみると、竿先に反応があり、なにやら当たっている様子!
アワセを入れて、巻いてみると、とにかく重い!!
引きはさほどないんですが、
たまに潜ろうとするようで、その時はかなり重い!
近くまで寄せて、タモ網ですくってみると…これまた重い!!
5mほどの高さのある岸壁から上げるのは、2人がかりでやっと。
上がってきたのは、アカエイでした!
縁がオレンジ色なのがアカエイの特徴です。
息ができるように時折、海水をかけてあげつつ、
尾にトゲがあるので、まずはそれをラジオペンチで切り、
安全な状態にしたうえで、重さを量ってみると…
さらに、この体型なのでかなりの水の抵抗がかかり、
そりゃ重いはずですわ…。
ちなみに、勇馬くんは21kg、
西野博士は26kgの記録を持っているそうなので、
それに比べたら、子供みたいなサイズですが…。
アカエイは、新鮮なものなら美味しいという話もありますが、
今回は、弱らないうちにリリースすることに。
この後は、自分は良型のカサゴ(25センチくらい?)が1匹釣れて、
ダイナンアナゴ?と思いたいアタリが1回あったくらい。
勇馬くんは、糸が一気に出ていくサメっぽいアタリが1回あったものの
うまくアワセられず、大物を釣り上げることはできませんでした。
…というわけで、大物!アカエイを追加して98目!残り2目です。
ちなみに、アカエイは危険を伴いますので、良い子はマネしないでくださいね!