
博士じゃ。
わしが、相模湾の旬の魚と釣り方のうんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。
今日は、「マゴチ」じゃ。
マゴチは、砂地や河口部を好み、
頭が扁平なので英語では「フラットヘッド」と呼ばれているんじゃ。
口が大きく、エビなどの甲殻類や小魚を食べるフィッシュイーターで、
砂浜や防波堤からハゼやシロギスを狙っていると、
ハリにかかった魚をのみ込んで上がってくることもあるんじゃ。
釣り方は、エビやハゼなどの生きた餌を使うのが一般的で、
船釣りでもサーフからの投げ釣りでも早アワセは厳禁。
コツコツときてから10秒ほど待って、グ~ッと引き込まれてからアワセることが肝心。
アベレージは50センチ前後で、オスとメスがカップルで行動するため、
1尾釣れると、同じ場所でもう1尾釣れることが多いんじゃ。
釣ってすぐに野締めにすると透明感のある白身で、
刺身や洗いにするとコリっとした食感が最高!
ただし、頭に小さな刺があるので、触るときには要注意じゃ!