スタッフの赤ワインです。

今年１年間で１００種類の魚を釣る
「１００目釣り」にチャレンジしている
井手大介＆ザバーンチーム。

１００目をやっていると、
今までやったことがなかった釣りにチャレンジする機会も増えて、
今回は、ザバーンのリスナーで、鮎釣りの全国大会にも出場している
「厚木のタコ社長」さんに案内してもらって、
鮎の友釣りにチャレンジしてきました！

鮎の友釣りと言えば、
漫画「釣りキチ三平」で読んで憧れてはいたんですが、
井手大介もぼく赤ワインも初めてのチャレンジ。

エサでもなく、ルアーでもなく、
鮎で仲間の鮎を釣るという、他の釣りとは全く違う釣り…
いったいどんな感じなのか、非常に楽しみにしていました。

鮎は、岩の表面についている藻、コケを食べているので、
自分の食料を確保するために縄張りに他の侵入者が入ると、
体当たりして追っ払うという習性があります。

この習性を利用したのが「鮎の友釣り」。

ハリをつけたオトリ鮎を、鮎のいそうな場所に泳がせて、
「あっちに行けー」と体当たりしてくると、
オトリ鮎の尾っぽの後ろに付いている掛け針に掛かり、
釣り上げることができる…というわけです。

今回、鮎の友釣りにチャレンジしたのは、「中津川」。

近くでは、子供たちが川遊びをしていたり…

水も綺麗で、とても気持ちがいい場所でした。

あれ？防水カメラで水中を撮影したら、右側に魚が…

オイカワかな？

さて、川に着いたらまず、オトリ店に行って…

元気そうなオトリの鮎を選んで買って…

もちろん釣り券（中津川の場合は１日１０００円）も買って、
ポイントに向かいます。

そして、厚木のタコ社長さんによるレクチャー開始。

まずは、使う道具の説明をしていただきながら、セッティング。

今回使う竿は８ｍくらいで、鮎竿としては長くはありませんが、
ふだん僕らが使う竿から比べると倍以上の長さがあります。

これがオトリ鮎の鼻に通すハナカン。

小さくて見にくいですが、これがアタックしてきた鮎を引っかける掛けバリ。

これをオトリ鮎につけて泳がせます。

難しいのは、おとりの鮎をしっかり操って、
鮎がいそうなポイントに行かせること。

強引に引っ張ったりすると、鮎も嫌がるし、弱ってきたりもしてしまう。

そこで、大切なのが、友釣りの用語で、「おばせ」。

「おばせ」というのは、ラインの糸ふけ、遊びの事なんですが、
おとり鮎が泳ぎやすいように糸に遊びを持たせつつ、
でもあたりがとりやすいように緩めすぎない…
その加減が大事なんだそうです。

そんなことを気にしながら、
鮎の友釣りにチャレンジしてみました。

釣り始めてから２時間。

だんだんと鮎を泳がせることができるようになったころ…

ついに井手大介、釣りました！最初の１匹！

けっこう明確にアタリが感じられたようです。

続いては、井手君からバトンタッチで自分の番です。

最初は、鮎を泳がせるだけで精いっぱい…

いいところに泳いで行ってくれるようにはなったものの、
なかなか釣れないので、
オトリ鮎を、オトリ屋で買った養殖の鮎から、
厚木のタコ社長さんが釣ってくれた天然鮎に変えました。

すると、オトリの動きがよくなり…すぐに釣れました！

キレイでしょう？！

天然の鮎は「スイカ」の匂いがする…というけど、
本当にスイカの香りでした！

この日の釣果は、午後３時過ぎまでやって、３人で１０匹ほど。

井手大介は、初めてにしてはかなり多い４匹を釣り上げました！

自分は、最初の１匹が釣れた後、熱中症気味になってしまい、
ずっと休んでいたので、結局１匹だけでした。

釣れた魚は、塩焼に家で塩焼きに。

天然の鮎は、とても美味しかったですよ！

案内してくれた厚木のタコ社長さん、ありがとうございました！！