
■■レポート&写真BY冒険写真家:豊田直之■■
豊田直之です。
さぁ、Dewのダイビングチャレンジも2回目。
ダイビングの講習もプール講習に突入です。
プール講習とは、実際の海洋実習の前に、
基本的なスキルをプールまたは背の立つ浅い海で習う講習。
実際にダイビング機材を背負い、レギュレーターで呼吸し、
マスクに水が入ったらどうやって出すか、
レギュレーターが口から外れたらどうするかなど、
初めてダイビングの世界に水の中で直面し、より実践的なことを習います。
さてさて、Dewのおふたりはというと…
さすがに初めて器材を背負って、水の中で呼吸するとあって、
最初はガッチンガッチンに緊張してましたね。
でも、いろいろなスキルを習うと、徐々にほぐれていきました。
写真撮ってても、最初はお二人の顔が眉間にしわ寄せるような厳しい表情だったのに、
講習が進むに連れて、にこやかな表情になっていくのがわかりました。
その辺を春奈さんは、上手い表現してましたね。
「昔溺れかけたことがあったので、水は苦手。泳ぐのも50メートルが精一杯。
そんな私なので、水が怖くて、はたしてダイビングなんてできるのかが不安でした。
でも、やみくもに怖がっててはなにもできない。
まずは学科講習で少しは不安が取り除かれたものの、今日は実際に水の中に入りました。
生まれて初めて水深5メートルに潜ったんですが、上を見上げたら太陽がきれいでしたね。
それとレギュレーターを使うことで水の中でも呼吸ができるということにめっちゃ安心しました。
怖がるばかりじゃなくて、どうしたら怖くならないのかという、
ひとつひとつのスキルを覚えることで、怖いというのはほとんどなくなり、
なんかとにかく楽しくなってきました。」
そうなんです。
ダイビングって、頭で考えると、きわめて危険なスポーツに思えてしまうでしょうね。
だって普通には息のできない世界に入っていくのですから…。
でもダイビング器材を使うことで、安全に水の中に入っていくことができるのですから…。
そんなお二人がこの日習ったのは、
マスクの中に水が入ったときのマスククリアという対処法、
もしも口からレギュレーターが外れてしまった場合の対処法である、
レギュレーターリカバリー&クリア、
水の中での浮きもしないし沈みもしないという中性浮力の取り方など、
難易度の高いものも少なくありません。
最初はこわばっていた悠さんの表情も、
後半はかなりのびのびと講習そのものを楽しんでいるように見えました。
悠さんはこんなコメントをしてましたね。
「背中に背負うタンクが意外と水の中でのバランスを崩す要因になっていることを知りました。
ちょっと後ろに引っ張られる感じになったり、
右に左にすぐ傾きそうになって、
水の中でバランス取るのが難しかったですね。」
この日も講習終わったあとに「The Burn」の収録を現場で行なったのですが、
春奈さん、悠さんには笑みがあふれてました。
トヨダはもちろんのこと、この企画の起案者である「The Burn」ディレクターの赤ワイン氏も、
とにかくDewのお二人にダイビングを楽しんでもらうことが第一で、
そのあとのことはすべてオマケ。
なりゆきにまかせましょうと考えも一致。
プール講習が終わって、Dewのお二人が楽しそうにコメントしていたことに、
赤ワイン氏もトヨダも、なんだかとても嬉しくなってしまうのでした…。
さて、いよいよ次回は講習3日目。
プール講習の復習と、実際の海での基本スキルチェック。
さらに目がきらきらとしてくるお二人がそこにあれば、まずはこの企画大成功です。
さてさていかがあいなりまするやら…。お楽しみに!
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