
スタッフの赤ワインです。
今年1年間で100種類の魚を釣るチャレンジを続けている
井手大介&スタッフですが、
この企画の強力な助っ人として
僕たちが釣った魚を判定してくれているのが、「博士」こと西野敬さん。
今回、西野博士が息子さんの勇馬くんと一緒に
江ノ島に「クロウシノシタ」を狙いに行くというので、
ぼくも一緒に連れて行ってもらいました。
江ノ島で発見したポスターは…
サーフィン&釣り大好きな藤沢市民つるの剛士と、
湘南が舞台の釣りアニメ「つり球」。
うん、なんだか釣れる気がしてきた!!
しかーし!現実はそう甘くない…
実際に糸を垂らしてみると、全くアタリすらない時間が続きます…。
今回は、アオイソメ、ジャリメをエサに投げ釣りでクロウシノシタを狙いつつ、
クサフグ、ゴンズイなどの外道も狙っていきます。
釣り始めてから1時間以上経ちましたでしょうか?
釣れました!
博士!!アイナメが釣れました!!
「これは、アイナメじゃないですよ。クジメです。
尾びれが丸くなっているでしょう?1目追加です。」
なんと、その場で西野博士が判定してくれるというこの贅沢さ!
ちなみに、博士と一緒に釣りをしてビックリしたのは、魚に対する優しさ。
自分のように釣れた魚を、まず地面に置くなんて論外。
海水からあげたら、まずは、竿を操作して、そのまま海水をはったバケツへ。
そこで休ませてあげながら、ハリを外して、写真撮影などをこなし、
なるべく弱らないうちにリリースします。
さて、そろそろ日が暮れようとしていますが、
本命のクロウシノシタは釣れるのか?そして何目追加できるのか?
来ました!クロウシノシタ!
いわゆる「シタビラメ」としてフランス料理でムニエルになるあの高級魚です。
この後、立て続けにもう1匹クロウシノシタが釣れた後、日が暮れて…
反応もパッタリと止まってしまいました。
そんな中で、勇馬くんが何度も外道のゴンズイを釣ってしまい、
毒があるので、博士が慎重にリリースしていました。
まぁ、普通の釣り人ならここでゴンズイを避けるために、
違うポイントを狙うわけですが
自分はまだゴンズイを目に追加していないので、
勇馬くんが投げたポイントの近くに投げさせてもらうと…
ゴンズイです!!
背びれと、両胸びれの第一棘条、合計3か所に毒があって、
これに刺されると激痛に襲われるそうです。
そんな恐ろしいゴンズイですがよく見ると可愛いですよね。
どれどれ~
あれ~~!!手で持っちゃってもいいんですか?!
いやいや、ダメなんです。よい子はマネしないでくださいね。
実は、このゴンズイの毒のある部分は、
安全のために博士が切ってくれたのです。
もちろん魚の命には別条がないので、このままリリースです。
さぁ、そして、最後のターゲットは、イワガニです!
堤防にたくさんイワガニがいるので、これをジャリメで釣ります。
そんなのザリガニ釣りのように簡単だろう…と思って始めてみると、
これが難しい!
カニがジャリメを抱きかかえたところであげようとするんですが、
すぐエサを離しちゃったり、堤防にしがみついて離れなかったり…。
コツは、エサと力加減をコントロールしやすいように、
できるだけ軽いおもりを使うこと。できればガン玉がベスト。
竿は使わず、糸だけの方がやりやすそうです。
そんなことを学びながらやっとゲットしたイワガニ!
…ということで、西野博士親子との釣行は、
クジメ、クロウシノシタ、ゴンズイ、イワガニの4目を追加!
合計57目で、残り43目となりました!