The Burn - Fm yokohama 84.7

ショウサイフグのカットウ釣りにチャレンジ!

スタッフの赤ワインです。

1年間で100種類の魚を釣るチャレンジをしている
井手大介&番組スタッフ。

このチャレンジは決して「競争」ではないので、
皆で楽しくチャレンジしているんですが、
最近、他の人が「目を追加した」という話を聞くと、
かなり焦りを感じるようになってきてしまいました。

そんな中、井手君が、伊豆にヒラスズキを狙いに行くという話を聞いて、
ウカウカしていると差をつけられてしまう…と焦ったぼく、赤ワイン。

自分は、東京湾でショウサイフグを狙いに行ってきました!

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今回お世話になったのは、
金沢八景駅から歩いて行ける電車釣行派には嬉しい船宿
野毛屋釣船店」さんです。

ところで、ちょっと話は変わりますが…
日曜早朝の京急線って、あんなに釣り人であふれてるんですね?

話を聞いてみると、
横須賀でスモールボートを借りて、シロギスを狙う医学生3人組、
乗合船でアジを狙う小学生とそのお父さん、
などなど、クーラーバッグを持った人がたくさんいました。

今回お世話になった野毛屋さんは、
「ショウサイフグのカットウ釣り」のパイオニア。

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これが、「カットウ仕掛け」です。

右にあるオモリについたハリにエビを付けます。

このエビをフグが食べに来たところにアワセを入れて、
3本針がフグを引っかける…という釣り方なんです。

水中でホバリングしながらエサをついばむフグの繊細なアタリを感じて、
素早くアワセを入れるのでなかなかゲーム性の高い釣り。

初心者の場合は、エビが跳ねるイメージで軽くシャクリを入れ、
ゆっくり降ろしつつ、おもりが着底したら、5秒待ち、軽くアワセを入れる…
という繰り返しが確実なんだそう。

船長がそう教えてくれたので、自分はまずそのやり方でチャレンジしてみます。

さぁ、朝7時過ぎに出発です!

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出発する前から乗船している皆さんが、
何やらエサに使う甘エビをいじっています。

(西野博士「アマエビではなく、ホッコクアカエビです(笑)」)

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なるほど!殻をむいて、ムキエビにして使うんですね。

船が動き出してからむくと酔う場合があるので、
早めに乗船して、出船前にやっておくのがいいようです。

さぁ、いざカットウ釣り開始です!

まずかかったのは…っていうか、こればっかりかかる ヒイラギ。

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港でよく釣れるヒイラギと同じ種類ですかね…。

(西野博士「残念ながらヒイラギです」)

カットウ仕掛けの上には、一応3本バリの「食わせ仕掛け」も付けて、
3つのハリの一番下にだけエビのエサを付けておくんですが、
何もエサを付けていない空バリに、イワシがどんどん食いついてきます。

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これは、既に釣っているカタクチイワシですね。

周りでは、アジやサバが釣れている人もいました。

すると、今までにないアタリが…これはまさか?

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サバでした。

でも、このサバ、模様をよく見てみると、
もう既に釣っているゴマサバではなく、
まだ釣っていない「マサバ」じゃないですか!

前に調べた時、ゴマサバとマサバは、背びれが違うと書いてありました。

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半分埋もれてしまっているもの含めて、10本の筋があります。

これは、たぶんマサバでしょう。博士、どうでしょうか?

(西野博士「マサバです」)

さぁ、本命のショウサイフグはなかなか釣れず、外道ラッシュが続きます。

船を見渡すと、ホタルイカやコウイカまで釣れている人がいます。

そして、自分が次に釣ったのは…

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カワハギが痩せ細っちゃったみたいな魚…

調べてみると「ギマ」という魚のようです。

1目追加!

(西野博士「ギマは、ぼくもなかなか釣れていないレア目!うらやましいです」)

さぁ、そろそろ本命のショウサイフグが見たくなってきました。

エビをイメージして20cmほどシャクリ、
ゆっくり降ろし、着底したら5秒待ち、アワセつつシャクリ…

ひたすらこれを繰り返していると、
アワセを入れたときに急に竿が重くなりました!

今までとは違うアタリで、これは本命の可能性大です。

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じゃーん!!念願のショウサイフグでした!!

(西野博士「これは典型的な模様のショウサイフグですね」)

引きもなかなかあって、楽しい!!

結局、この日はシブく、自分は1匹のみ。

中には、0匹の方もいたので、まぁ釣れただけでも万々歳!

なにせショウサイフグは、トラフグにも劣らぬ味だそうで、
しかも、今の時期、白子がパンパンで美味しいんだそうです。

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釣った魚は、フグの免許をもった船長が最後にさばいてくれます。

この日に釣れたフグの8割に白子があったそうですが、
残念ながら自分の釣ったフグはメスだったようで、白子はゲットできず。

…ということで、今回はお刺身にして食べましたが、
これが食感が良くて本当に美味しい!

トラフグはあまり食べたことがありませんが、
たぶん負けてないと思います!

ぜひショウサイフグのカットウ釣り…チャレンジしてみてください。

船長が捌く前に、自分で血抜きをしておかなくてはいけないので、
調理用ハサミを忘れずに。

また、船長が捌いてくれたフグを入れるジップロックもあると便利です。

赤ワイン、これでたぶん42目です!

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