博士じゃ。

わしが、相模湾の旬の魚と釣り方のうんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今日は、「メジナ」じゃ。

（※写真は、井手大介のブログより）

この時期、磯釣りの人気者と言えば「メジナ」じゃ。

伊豆では「クシロ」、関西では「グレ」などと呼ばれて、
外海に面した岩礁帯を好み、
雑食性で夏は甲殻類、冬場は海藻などを好んで食べ、
大きなモノは５０センチを超すんじゃ。

港や防波堤でも簡単に釣れ、
三浦半島や伊豆半島の磯場は好ポイントが目白押し。

釣り方は、よせ餌をまいてメジナをおびき寄せ、
「オキアミ」を餌にした「ウキフカセ釣り」が一般的。

引きは強烈で、メジナを専門に狙う磯釣り師も多いんじゃ。

ちなみに「海が荒れるほど釣れる」なんて噂もあるが、
磯は危険なので避けた方が無難じゃ。

また、静岡ではミカンをエサにするとの噂もあるが、
信憑性のほどは不明じゃ。

夏場は磯臭いが、冬場のメジナは脂がのって臭みが薄れ、
刺身や塩焼き、煮付け、ポアレにすると美味しいんじゃ。

大漁を祈っておるぞ！