The Burn - Fm yokohama 84.7

ダッチオーブンレシピ「オニオングラタンスープ」

スタッフの赤ワインです。

日本ダッチオーブンライフ振興会理事長、
中山千賀子先生のダッチオーブンレシピ。

今月は、「オニオングラタンスープ」です。

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寒い時期の定番、オニオングラタンスープは、
しっかり焼きつけた玉葱ペーストの出来がスープの味を決めます。

玉葱を炒める時間がかかりますが、蓄熱量の多いダッチオーブンなら
驚く程短時間で大量の玉葱を上手に炒めることが出来ます。

玉葱の旨味を最大限に引き出した、お洒落で簡単なスープです。

それでは作り方です。

■食材■

今回は玉葱が主役です。大きめの玉葱を3個使います。

皮をむいて縦半分にして、なるべく薄くスライスします。

他にはビーフブイヨン700~800cc、
バゲットとグリュイエルチーズ(溶けるチーズならOK)
小麦粉と塩少々、香りづけにマディラ酒(ブランデー)があれば完璧です。

■作り方■

熱したダッチオーブンにオリーブ油を入れて玉葱を全部入れます。

初めは強火で全体に油が回ったら塩を少し入れます。

(炒め始めに塩をすると玉葱の甘さが出すぎません)

今回は玉葱を炒めるのがポイントですが、
玉葱をあまり動かさず、焼き色をつけては返す様にしながら炒めます。

(黒く焦がすと苦みが出るので注意)

オリーブ油を少しづつ足しながら炒めていきます。

玉葱の色が濃い茶色になったら(ダッチオーブンだと20~30分位、普通は1時間以上かかります。)
小麦粉を少しふり入れて炒め、
香りづけのマディラ酒があればここで注いでアルコール分をとばします。

さらにビーフブイヨンを加えます。

煮立ったらアクを取り除いて少し煮詰め、黒胡椒をたっぷり挽いてスープの完成です。

バゲットは、1cmの厚さに切ってスキレットで両面をこんがりと焼いたら、
ニンニクの切り口をこすりつけてガーリックトーストを作ります。

仕上げは、1人分(約300cc)のスープを小さいダッチオーブンに注ぎます。

その上にガーリックトーストをそっとのせたら、
すりおろしたグリュイエルチーズをのせて、フタをします。

さらにフタの上に炭をのせて10分位焼きます。

チーズが溶けて焼き色が付いたら出来上がりです。

香ばしく、とけたチーズの乗ったバゲットをスプーンで持ち上げると
とろりとした飴色の玉葱がたっぷり。

アツアツをふうふうして頂くと、
炒め玉葱の甘さを、黒胡椒がピリッと引き締めて本当に美味しいです。

身体の芯から温まるオニオングラタンスープ。 

寒いこの時期に是非作って下さいね。

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