
スタッフの赤ワインです。
日本ダッチオーブンライフ振興会理事長、
中山千賀子先生のダッチオーブンレシピ。
今月は、北海道の郷土料理「いかめし」です。
ダッチオーブンの圧力機能で、はしで切れる程柔らかくなったイカと
旨味をたっぷり吸って膨らんだ餅米はダッチオーブンの得意料理です。
それでは作り方です。
■食材■
今が旬のスルメイカを4杯使います。ヤリイカでもいいですね。
小さめのイカでしたら5~6杯用意します。
イカには肝臓に良いタウリンが多く含まれているので身体にも良いですね。
他には、餅米1合位と生姜1かけと調味料を用意します。
■作り方■
餅米は洗って、5~6時間水につけて吸水させてからザルにあげます。
さらに、酒と醤油をすこしずつふります。
イカは、足と腸わたを抜いてから骨をぬきます。
産卵前のメスイカには卵が付いているので、
新鮮なイカは、卵はそのまま煮て、
ワタも塩をふってさっと焼いたり、塩辛にしても美味しいですね。
次にイカの胴の中に餅米を7~8分目詰めて、楊枝で止めます。
(餅米をいっぱい詰めすぎると固くなるので注意します)
ダッチオーブンの中には、
鰹や昆布の出し汁と酒、醤油、みりんや砂糖、生姜汁を入れて、煮立てます。
その中に餅米を詰めたイカを入れてフタをして60分位煮込みます。
火加減は、沸騰した煮汁がイカを包んでいる状態にします。
煮上がりにイカの足を入れてさっと煮たら、
水とき片栗粉で煮汁にとろみとツヤをつけて出来上がりです。
しっかり煮込まれて飴色に輝くいかめしは、
お米の中までしっかりと火が通って、ごはんはもちもちしています。
はしで切れる程柔らかくなったイカは、
食べるとプリッとしてイカの甘辛い味のしみ込んだご飯がとっても美味しいです。
イカの美味しい時期に是非作って下さいね。