The Burn - Fm yokohama 84.7

誰でも釣れるフライフィッシング講座~

博士じゃ。

今月は、旬の魚と釣り方のうんちくはお休みして、
特別企画「誰でも釣れるフライフィッシング講座」じゃ。

今日は最終回、「フライタイイング(フライの巻き方)の基礎」じゃ。

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ご存知のようにフライ(毛鉤)は、
魚の主食であるカゲロウやユスリカなどの水生昆虫、
羽根アリやバッタなどの陸生昆虫を、
カモや孔雀などの羽根や、鹿やウサギなどの毛で模倣し、魚を騙す釣りじゃ。

フライは大きく分けて4種類あるんじゃ。

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ワカサギやカジカなどの小魚を模倣した「ストリーマー」、
黒川虫やヤゴなど、水生昆虫の幼虫をイミテーションした「ニンフ」、
幼虫が石の下から這い出て水中に漂い、
成虫に変態する直前のエマージャーを模倣した「ウエット」、
水生昆虫の成虫や陸生昆虫を模倣した「ドライ」じゃ。

フライには「マッチ・ザ・ハッチ」という言葉があり、
その時期、その場所で魚が好んで食べているエサと同じようなフライを使うのが基本。

つまり、管理釣り場などの場合、
魚はペレットと呼ばれる人工のエサを食べているので、
そのペレットと同じような色や形のフライがベストなんじゃ。

見た目だけじゃなく、
フックにウエイトを巻き込んでフライの沈むスピードを調節することも大切じゃ。
(ゆっくり沈むのがベスト)

また、冬場は魚の活性が低く、食いが浅いため、
浅くて透明度の高い管理釣り場では、
フライにオレンジや黄色など目印となる派手な素材を、
テールやヘッド部分に付けて、
サイトフィッシング(目で見て釣る方法)で狙うと、
釣果が格段にアップするはずじゃ。

爆釣報告待っておるぞ~。

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