
スタッフの赤ワインです。
日本ダッチオーブンライフ振興会理事長、
中山千賀子先生のダッチオーブンレシピ。
今月は、もうすぐクリスマスということで…
クリスマスディナーにぴったりの「オッソブッコの煮込み」です。
オッソブッコは、イタリアの有名な料理で、「空洞の骨」という意味。
ダッチオーブンでじっくり煮込めば、スジのある固い肉でも、
ゼラチン質が溶け出して、柔らかく素晴しい料理になります。
今回は、骨付牛スネ肉の輪切りを使います。
牛スネ肉は、骨の中心に骨髄(マロウ)がつまっています。
肉が煮えたら、この骨髄をスプーンで頂くととても美味しいそうですよ。
それでは、作り方です。
【作り方】
初めにプレヒートしたダッチオーブンに、
オリーブ油とみじん切りのニンニクを入れて、
香りが出るまで炒めます。
さらにみじん切りの玉葱、人参、セロリを加えて、
10分位しっかりと炒めます。
牛スネ肉には塩胡椒をして、さらに小麦粉をまぶします。
熱くしたスキレットにオリーブ油をひいてスネ肉を焼きます。
全体にしっかりと焼き色がついたら、
白ワインを振りかけてアルコール分を飛ばします。
そして、肉汁ごとダッチオーブンに移します。
さらにホールトマトの缶詰半分と、
スープストック400cc、パセリ、ローリエを加え、
軽く塩胡椒します。
沸騰したらアクを取り除いて、フタをして弱火にします。
そして90~120分位、
肉が柔らかくなって骨からはずれそうになるまで煮込みます。
出来上がった肉を器に盛りつけて、
レモンの皮(黄色い部分)を器の上ですりおろしながら振り、
さらにパセリのみじん切りを振ってすすめます。
熱々の肉の熱でレモンとパセリの香りが充分に出て、
肉の味がぐんと引き立ちます。
さらにこのオッソブッコの煮込みには、
リゾットミラネーゼ
(=サフランのスープで煮て、たっぷりのパルメザンチーズとバターであえる)を
つけ合わせて頂くのがとても美味しいです。
さて、次回12/24(土)のザバーンでは、
『鉄鍋サンタ』こと中山千賀子先生からのプレゼント
ユニフレームの黒皮鉄板ダッチオーブンが当たるクイズがあります!
お聴き逃しなく!