
博士じゃ。
今月は、旬の魚と釣り方のうんちくはお休みして、
特別企画「誰でも釣れるフライフィッシング講座」じゃ。
初回の今日は、「フライフィッシングの基礎知識編」じゃ。
フライは、ニジマスやヤマメ、イワナなど、管理釣り場の魚は当然として、
コイやナマズ、ウグイ、オイカワなど、
ルアーやエサ釣りで釣れる魚のほとんどが釣れるんじゃ。
ベテランになればカジキやシイラ、カツオ、シーバスなど、
海のフィッシュイーターもターゲットじゃ。
基本的に、ルアーはアクションを加えることによって、
魚の「好奇心」や「闘争心」を刺激する釣りじゃが、
フライは、ユスリカやカゲロウなどの水生昆虫や、
バッタや羽蟻などの陸生昆虫、
ワカサギなどの小魚やイクラ、ペレット(養殖魚の人工エサ)などを、
鳥の羽根や動物の毛など、様々な素材を使ってイミテーションし、
そのフライ(毛鉤)を水面に浮かせたり、沈めたりして、
魚に本物のエサと勘違いさせる釣りじゃ。
軽いフライを遠くまで飛ばすには、
それなりのキャスティング・テクニックが必要だが、
最近ではビギナーでも簡単にキャスティングできるタックルが
開発されているんじゃ。
また、プロショップやメーカーのスクールに参加して、
基礎から教わるのも上達の近道。
ちなみに、管理釣り場でニジマスを釣るなら、半日も練習すればバッチリじゃ。
フライに必要な道具はフライロッド、
シンプルな太鼓型のフライリール、
フライライン、テーパーリーダー、フライ、
あとはフライを浮かすためのフロータントやラインクリーナーなどの小物だけ。
入門セットなら2万円前後で全て揃えられ、管理釣り場なら十分じゃ!
さて、来週、次回はタックルの選び方を教えるからの。
フライフィッシングに関する質問も待っておるぞ~。
博士宛に送ってきなされ!