The Burn - Fm yokohama 84.7

誰でも釣れるフライフィッシング講座~ロッドとリールの選び方編

博士じゃ。

今月は、旬の魚と釣り方のうんちくはお休みして、
特別企画「誰でも釣れるフライフィッシング講座」じゃ。

2回目の今日は「ロッドとリールの選び方編」じゃ。

Flyrod

フライのタックルは「シンプル・イズ・ベスト」。

高価なタックルを揃えたからって、大物が釣れるとは限らないんじゃ。

ロッドの素材はバンブー(竹)、グラス、カーボン(カーボングラファイト)が主流。

一番ポピュラーなのは、「反発力」や「耐久性」に優れたカーボン。

バンブーは、高価なうえにメンテナンスにも神経を使うため、かなりマニアックな人向け。

グラスはカーボンに比べて多少重く、反発力が劣るが、
その分だけバンブーに似たキャスト感覚が味わえ、
アワセ切れも少ないので密かな人気じゃ。

管理釣り場でトラウトを狙うなら、3~4番の8フィート前後、
湖でロングキャストして大物を狙うなら6~7番の9フィート前後が目安じゃ。

2ピースが一般的じゃが、
飛行機に乗せるなら、超過料金を取られない為にも、
3ピースや4ピースのパックロッドがお薦め。

ちなみに、1万円と5万円のロッドの何処が違うかといえば、
リールシート(リールを止める部分)やグリップ(コルクのグレード)の材質が違う程度で、
性能に大差ないんじゃ。

次にリールじゃが、これまたロッドと同じで、値段はピンキリ。
プラスチック製の3千円前後のものから数十万円のビンテージものまであるんじゃが、
正直言って、フライラインがきっちり収まりさえすれば、
よほどの大物がヒットしない限り、性能に大差はないんじゃ。

一番ポピュラーなのはアウトスプールで簡単なドラッグ機能のついたリールで、
リール本体の枠の中にスプールが収まるインナースプールのリールに比べると、
想定外の大物がヒットしたとき、手のひらでブレーキをかけられるので便利じゃ。

また、ラージアーバーと呼ばれるものは、径が大きく、ラインの巻き癖が付き難いんじゃ。

さて、次回はラインや小物の選び方じゃ。

明日のザバーンでは、初心者用のフライセット、
ティムコの「Fly Try」のプレゼントもあるぞ!

Flytry

欲しければ今すぐメールでリクエスト・メッセージを送るのじゃー!

top