The Burn - Fm yokohama 84.7

どんぐり預かります!「どんぐり銀行」

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今回の特集コーナーGood to Goでは、
森林や公園で拾ったどんぐりを預ける事が出来るという
どんぐり銀行」を取り上げました。

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子どもの頃、どんぐり集めましたよね?

どんぐりに爪楊枝を刺して、コマにして遊んだり…
井手さんは、公園で拾ったどんぐりを靴下に詰め込んで、
そのまま大事にとっておいたら、虫がたくさん出てきて親に怒られたそうです。

もしかして、集めたどんぐりって、
子供にとっては宝物でも、親にとってはちょっと迷惑?!

いえいえ、そんなことはありません!

集めたどんぐりは、どんぐり銀行に預ければいいんです。

この「どんぐり銀行」は、
高知県にある大川村ふるさとむら公社が行っている活動。

どんぐり銀行本店のある高知県大川村には、
四国の水源である「早明浦ダム」があるのですが、
スギやヒノキなどの1年中葉が落ちない針葉樹の人工林の影響で、
渇水(水不足)に悩んでいました。

山に下草が生え、水を保つためには、
針葉樹ではなく、葉っぱが落ちる「落葉樹」の森である必要がありそうです。

そこで、落葉樹の種である「どんぐり」に注目して、
植樹活動の一環として、「どんぐり銀行」業務が始めたんだとか。

自分たちや全国の子供たちが、
拾ったどんぐりを全国にあるどんぐり銀行出張所に持って行くと、
どんぐりを貯めるための通帳が発行されるということなので…

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自分もランドマークプラザにある「どんぐり共和国」に
通帳を作りに行っちゃいました!

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まるで本物の通帳みたいですよね?!

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ちゃんと預金番号や名前も書いてあるんですよ!

これは、お子さんは大喜びですね!

家族で一つの通帳を作って協力するのも良し、
1人ずつそれぞれ通帳を作って競うのも良し。

とにかく楽しみながら森林保全や環境問題に興味を持つ、
良いきっかけになりそうですね。

どんぐりには、クヌギ、コナラ、シイなど10種類以上の種類があるそうです。

どの種類でも1個=「1D(ドングリ)」として数え、
春になると、払い戻しということで、通帳に貯めた100ドングリと、
大川村で育てられたどんぐりの苗木1本とを交換することができるんです。

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植える場所が無いという人でも、
どんぐり銀行が年に1回開催する「植樹祭」でかわりに大川村に植える事も出来ます。

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ちなみに、どんぐりを拾うときは虫食いや割れのない、
きれいなドングリだけを選んで欲しいそうですよ。

自分、神社できれいなどんぐりを選んで27ドングリ拾ってきたのに、
2,3日経ったらひび割れしたりして、
どんぐり銀行に預けられたのは、たった3ドングリでした…。

自分の預けたどんぐりはしっかりと芽を出して、植樹の役に立ってくれるんでしょうか?

ちなみに、中には1回で1万ドングリ預ける強者もいるとか。

アナタも払い戻しの時期を目指して、どんぐり拾いしてみませんか?

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