
押忍!ADのO2(オーツー)です!
今回の特集コーナーGood to Goでは、
森林や公園で拾ったどんぐりを預ける事が出来るという
「どんぐり銀行」を取り上げました。
子どもの頃、どんぐり集めましたよね?
どんぐりに爪楊枝を刺して、コマにして遊んだり…
井手さんは、公園で拾ったどんぐりを靴下に詰め込んで、
そのまま大事にとっておいたら、虫がたくさん出てきて親に怒られたそうです。
もしかして、集めたどんぐりって、
子供にとっては宝物でも、親にとってはちょっと迷惑?!
いえいえ、そんなことはありません!
集めたどんぐりは、どんぐり銀行に預ければいいんです。
この「どんぐり銀行」は、
高知県にある大川村ふるさとむら公社が行っている活動。
どんぐり銀行本店のある高知県大川村には、
四国の水源である「早明浦ダム」があるのですが、
スギやヒノキなどの1年中葉が落ちない針葉樹の人工林の影響で、
渇水(水不足)に悩んでいました。
山に下草が生え、水を保つためには、
針葉樹ではなく、葉っぱが落ちる「落葉樹」の森である必要がありそうです。
そこで、落葉樹の種である「どんぐり」に注目して、
植樹活動の一環として、「どんぐり銀行」業務が始めたんだとか。
自分たちや全国の子供たちが、
拾ったどんぐりを全国にあるどんぐり銀行出張所に持って行くと、
どんぐりを貯めるための通帳が発行されるということなので…
自分もランドマークプラザにある「どんぐり共和国」に
通帳を作りに行っちゃいました!
これは、お子さんは大喜びですね!
家族で一つの通帳を作って協力するのも良し、
1人ずつそれぞれ通帳を作って競うのも良し。
とにかく楽しみながら森林保全や環境問題に興味を持つ、
良いきっかけになりそうですね。
どんぐりには、クヌギ、コナラ、シイなど10種類以上の種類があるそうです。
どの種類でも1個=「1D(ドングリ)」として数え、
春になると、払い戻しということで、通帳に貯めた100ドングリと、
大川村で育てられたどんぐりの苗木1本とを交換することができるんです。
植える場所が無いという人でも、
どんぐり銀行が年に1回開催する「植樹祭」でかわりに大川村に植える事も出来ます。
ちなみに、どんぐりを拾うときは虫食いや割れのない、
きれいなドングリだけを選んで欲しいそうですよ。
自分、神社できれいなどんぐりを選んで27ドングリ拾ってきたのに、
2,3日経ったらひび割れしたりして、
どんぐり銀行に預けられたのは、たった3ドングリでした…。
自分の預けたどんぐりはしっかりと芽を出して、植樹の役に立ってくれるんでしょうか?
ちなみに、中には1回で1万ドングリ預ける強者もいるとか。
アナタも払い戻しの時期を目指して、どんぐり拾いしてみませんか?