The Burn - Fm yokohama 84.7

竹栗物語

今は昔、竹栗師匠といふ者ありけり。

野山にまじりてテントを張り​つつ、よろづの飯を作りけり。

その焚火の中に、もと煙る竹なむ一​筋ありける。

Img_1830

怪しがりて、寄りて見るに、筒の中香りたり。

それを​見れば、三合ばかりなる栗ご飯、いとうつくしうてゐたり。

Img_1833

(口語訳)

スタッフの赤ワインです。

先日、北軽井沢スウィートグラスで行われたキャンプイベントFeel EARTHで
僕、赤ワインがチャレンジしたかったのは、青竹の竹筒でご飯を炊くこと。

こんな忍者のような体験ができるのもキャンプの楽しみ。

まずは、石川町にある藤平竹材店さんで、竹筒をゲット。

Img_1793

親切にフタの部分までしっかり切ってくれて、青竹のいい香りがします。

ありがとうございます!!

Img_1794

直径8cm、節が30cmくらいの竹で、だいたい2~3合のお米が入ります。

せっかく実りの秋なので、ただご飯を炊くだけでなく、今回は栗ご飯に。

Img_1799

ここで裏ワザ。

一から全て自分で作るのも楽しいですが、
今回はスーパーで売っている栗ご飯の具&調味料のセットを用意。

これなら面倒な栗の皮むきをアウトドアでやる必要もないし、
山菜などもたっぷり入っているので嬉しいですね。

これで、フタをして、最初は炭火コンロに載せていたんですが
火力が足りないので、焚火へ投入!

竹から出る油分が燃えますが、竹自体は燃えず、
だいたい20~30分くらいで炊き上がるので、あとは遠火にして、蒸らします。

Img_1834_2

竹の香りがほんのりして、下の方はしっかりおこげもできて、最高の出来上がり!

これ以降、ディレクター赤ワインは、「竹栗師匠」と呼ばれることになったとさ。

めでたし、めでたし。

top