The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士の旬の魚「メダイ」

博士じゃ。

わしが、相模湾の旬の魚と釣り方のうんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今日は、「メダイ」じゃ。

メダイは、イボダイの仲間で、大きなモノは体長1メートル、7キロを超し、
目が大きく、頭がのっぺりしているので「ダルマ」と呼ぶ地方も多いんじゃ。

水深100~400メートルの深い場所に棲み、
夜になると中層まで浮上してイカや小魚などを食べるんじゃ。

城ヶ島沖など、相模湾の沖では年中狙えるんじゃが、
最盛期は7月後半から10月後半で、このところ沖の瀬で釣れているそうじゃ。

仕掛けは片テンビンで、エサはサバの切り身やイカの短冊を使うんじゃが、
メダイは大きなエサを好むため、大胆な大きさのエサを使うことが肝心じゃ。
(たとえば幅2センチ、長さ20センチほど)

アタリは小さいが、引きが強く、ヒットした瞬間からネットに入れるまで気が抜けず、
一度経験するとハマる釣り人も多いんじゃ。

白身で、刺身や昆布締め、カルパッチョ、煮付けなどにすると美味いんじゃ。
(西京漬けや粕漬けの材料に使われることも多い)

イボダイ科の例に漏れず、身体からヌルヌルの粘液を出すため、
足下にヌルヌルが付いたら転ばない為にコマメに拭いたり、
クーラーに入れる前にヌルヌルをある程度拭き取ることが肝心じゃ。

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