
スタッフの赤ワインです。
7/9(土)のザバーンでは、小笠原の母島を特集しました。
世界自然遺産に選ばれた小笠原。
「東洋のガラパゴス」なんて言われるほど、
生態系が独自で豊かなことが、世界自然遺産に選ばれた理由ですよね。
小笠原は、今までに一度も陸につながったことがないので、
生物が独自の進化をとげていて、
小笠原の植物のうち、なんと!およそ4割が、
小笠原でしか見ることの出来ない貴重な固有種なんです。
そして、そんな豊かな自然を守るための「エコ・ツーリズム」が
徹底して行われている島でもあるんです。
例えば、今回特集した「母島」。
東京の竹芝桟橋から、小笠原のメインアイランド「父島」まで船で25時間半。
そこから、さらに「ははじま丸」に乗り換えて2時間行ったところにあります。
人口およそ2000人の父島に比べて、母島はおよそ400人。
島に集落は1ヵ所しかなくて、島の大部分で、自然がそのままに残されています。
そんな母島では、エコ・ツーリズムが徹底されているので、
自然豊かな一部のフィールドには、
東京都に認定されたフィールドガイドが同行しないと、
入ってはいけないことになっています。
取材に行った時、まるでジャングルのような森を案内してくれたのが
「東京都自然ガイド」の梅野ひろみさん。
梅野さんが、母島の写真を送ってくれました。
こんな感じで10mもあるようなシダ植物が生い茂り、恐竜が出てきそうな雰囲気。
固有種のオガサワラオカモノアラガイ。
僕たちも梅野さんの案内で行った、母島の最南端の小さな山「小富士」からのこの絶景!
そして、もう一つ嬉しいメールが…。
それは、もう5年間になるでしょうか?
ザバーンで小笠原特集をしたときに、
お土産としてプレゼントした「ハカラメ(葉から芽)」を
今でも育ててくれている「マンゴー隊ジュニア二号の 力樹ママ」さんからの写真です。
このハカラメは、その名の通り1枚の葉っぱから芽が出るんですよ。