
博士じゃ。
今日は、わし宛に質問が届いているので答えよう。
ラジオネームを書き忘れている「おっちょこちょい」からじゃ。
千葉では、まだヤリイカ、相模湾、駿河湾ではムギイカが釣れているこの時期、
自称沖漬けフリークとしては、沖漬けのタレ作りに悩む毎日です。
通常は、醤油、酒、みりんを、1 :1:1で作るのですが、
個人毎にマル秘の調合タレがあるらしくなかなか教えて貰えません。
博士、お薦めのタレの作り方を教えて下さい。
いい質問じゃ。
相模湾のムギイカ、今が旬じゃの~。
醤油、日本酒、本ミリンを同量混ぜてからひと煮立ちさせるのが、
沖漬けのタレの基本じゃが、
日本酒の変わりに焼酎、醤油の変わりに麺つゆを使う人もいるようじゃ。
また、隠し味に、ショウガ、鷹の爪、ニンニク、三温糖などを入れると、
オリジナルのタレが出来るはずじゃ。
ワシのタレは、文字通り「秘伝」なので極秘じゃが、
いずれにせよ、美味しさの秘訣は釣ってすぐの元気な内に漬け込むこと。
そうすれば、内蔵までタレが染み込み、濃厚な味になるんじゃ。
漬ける時間は5時間前後が目安じゃが、
イカの大きさによって漬かる時間が変わるので、
特大サイズは長め、中小型は早めにタレから取り出すことが肝心じゃ。
また、沖漬けの味は「船の揺れ具合で決まる」とも言われ、
ベタナギの日には、わざわざ揺らす人もいるほどじゃ。
ちなみに、東扇島や横浜の釣り施設で釣れているコウイカは、
沖漬けに向いてないので要注意!
絶品の沖漬け報告、待っておるぞ~。
…って事で、他の者からもわし宛の質問待っておるぞ。
博士宛に送ってきなされ!