博士じゃ。

わしが、相模湾の旬の魚と釣り方のうんちくを語る大人気のコーナーじゃ。
心して読むように。

今日は、「メイタガレイ」じゃ。

両目の間に板状の棘があって、触れると痛いので「メイタガレイ」と呼ばれるそうじゃ。
カレイの仲間は世界で１００種以上いて、
日本で代表的なものは「真ガレイ」や「石ガレイ」、「赤ガレイ」や「ヌマガレイ」などじゃが、
「メイタガレイ」と似た名前の「ナメタガレイ」なんてのもいるのでややこしいの～。

メイタガレイは、砂や泥の比較的浅い場所に生息し、大きなものは３０センチを超すんじゃが、
専門の遊魚船はなく、ゴカイやイソメをエサにシロギスを狙っていると、
稀に釣れることがあるんじゃ。

関西では高級魚として人気があり、刺身で食べることも多いが、
皮の部分に特有の臭みがあり、料理するときには皮を剥ぐことが肝心じゃ。

白身で甘味があり、煮物や唐揚げにすると美味ので、
シロギスを狙っていて釣れたら、お試し有れ！