
スタッフの赤ワインです。
以前、ザバーンブログでも紹介しましたが、
この冬、三陸、松島の牡蠣を取り寄せて食べました。
ところが、三陸沿岸では、東日本大震災の津波で、
牡蠣の養殖場や作業場、浄化槽などがほとんど流されてしまって
牡蠣の生産が難しい状況になっているそうです。
今日は、そんな三陸の牡蠣づくりを支援するための企画
「SAVE SANRIKU OYSTER」を紹介します。
これは、牡蠣の販売サイトを運営している仙台市の会社「アイリンク」が企画したもの。
1口1万円でオーナーを募集して、そのお金で、牡蠣の生産者を支援。
まずは、集めた資金で、養殖に必要な設備を購入したり、稚貝を仕入れたりします。
そして、三陸から牡蠣の出荷が再開した時には、
「牡蠣オーナー」に、1口につき、牡蠣20個前後を届ける予定なんだそうです。
ただし、牡蠣が育つには、2~3年かかる上に、
港の復旧や、漁業操業許可を待ってから養殖準備にとりかかるため、出荷時期は未定。
担当者によると、
10万人集まれば、三陸の種がきを全国に出荷できる環境を作ることができ、
100万人集まれば、三陸の産地復興を実現できるのではないか…ということです。
さらに、オーナーには、養殖の復興の様子を、メールマガジンやサイトで伝えていくそうです。
牡蠣が好きな人が、自分の身近なものを直接支援できる…というのはいいことですよね。
しかも、ちゃんと復興して、牡蠣が出荷できるようになるまでの期間、
現地の様子をメールマガジンなどで知ることができるので、
継続的な支援につながる…というのもいいところ。
興味のある方は、サイトを見てみてください。