スタッフの赤ワインです。

昨日３／１２のザバーンでは、
阪神・淡路大震災で被災した経験をもとに、
『地震の時の料理ワザ』という本を出している、
料理研究家の坂本廣子さんに電話をつないで、
地震への備えや、地震が起こった時の料理術について伺いました。

被災後はストレスが多いので、ミネラル補給を忘れないように。
カップラーメンには、海苔をプラスして食べるといい。
また、脱水症状を起こさないように、意識的に水を少しづつ飲むこと。
お腹を壊さないように、食べ物、飲み物は、配給食も含めて必ず再加熱すること。
…など、実際の体験をもとに教えてくれました。

坂本廣子さんの本『地震の時の料理ワザ』のテーマは、
ライフライン（電気、ガス、水道）が復旧するまでをどう食いで生き抜くか。

特に大事なことは、
「食中毒などの二次被害を起こさないための衛生面に注力した料理法」と
「限られたエネルギー、水などを有効活用した省エネクッキング」。

もちろん被災時の料理方法としても役立ちますが、
これはそのままアウトドア料理にも応用できます。

キャンプなどで、実践しておけば、
いざ地震というときにも慌てずに対処できるはず。

また、地震に見舞われた時、
アルミ缶を利用して作る携帯ランプ、コンロやカマドの作り方なども、
イラスト付きで紹介されています。

ぜひ自身の備えとして、非常食と一緒にこの本を置いておいてはいかがでしょうか。