The Burn - Fm yokohama 84.7

いざという時の食材保存法

スタッフの赤ワインです。

先週のザバーンで、
地震が起こった後の料理で気を付けることを教えてくれた、
料理研究家:坂本廣子さんの本『地震の時の料理ワザ』から、
今日は、いざという時の食材の保存方法を紹介します。

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地震が起こった後、電気が復旧するまでは冷蔵庫は使えません。
生肉や、痛みやすい野菜は、
しっかり管理しないと食中毒の原因になってしまいます。

まず、生肉は、漬け込んでおくと少しはもちます。
漬けダレは、その時にあるもので作ります。

プレーンヨーグルトがある場合は、ヨーグルト6に対して、塩を1。

味噌がある場合には、みそ2に対して、みりん1。(これは豚肉に合います)

また、酒6に対して塩1でも大丈夫。(鶏肉や魚に合います)

ポリ袋に、タレとお肉を入れてよく揉んで、空気を抜いて、口を結んでおきます。
漬け込んだお肉は、後で、野菜と炒めるだけで美味しく食べられます。

ただし、ひき肉は空気に触れる面が多い分、とても痛みやすいので、
火を通して、味をしっかりつけて保存しておきましょう。

野菜も漬け込んでおくと日持ちします。

きゅうり、玉ねぎ、セロリなどは、お酢2 対 砂糖1に漬け込んでピクルスに。

ニンジン、カブ、使いかけの大根などの根菜は、
いちょう切りにして、ビンに入れ、ひたひたの醤油に漬ければOK。

アウトドア用のクーラーバッグや、発泡スチロールなどがあれば、
その中に入れて保存します。

ただし、生ものはあくまで生もの。
保存という考え方ではなく、あくまでも急場しのぎと思って、
少しでもおかしいと思ったら、ためらわずに捨てるようにしましょう。

詳しくは、坂本廣子さんの本『地震の時の料理ワザ』でチェックしてください。

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