
スタッフの赤ワインです。
前回のザバーンでは、
「日本一寒い町」と言われている北海道の陸別町で、
2月5日~6日に行われた「しばれフェスティバル」を紹介しました。
「しばれる」 とは、北海道の方言で、「すごく寒い」という意味。
寒いという言葉では、表現しきれないマイナス20度を超えるような厳しい寒さの時
「今日は、しばれるね~」なんていうふうに使うそうです。
そんな「しばれる寒さ」の北海道の中でも、
「日本一寒い町」と言われているのが、
女満別空港から車で1時間、北海道の内陸部に位置していて、
周辺を小高い山に囲まれた、「陸別町」です。
陸別町では、この時期、-30℃になることもあるそうなんです。
そんな陸別町で開催される「しばれフェスティバル」では、
極寒の中で、寒さに耐えながら一晩を明かそうという
「人間耐寒コンテスト」も行われました。
このコンテストに参加していた、
ザバーンの釣り情報でお馴染み、
放浪のフライフィッシャー残間正之さんがレポートを送ってくれました。
残間さん、お疲れ様でした!
札幌から約6時間で陸別町の会場に到着!
人間耐寒テストのエントリーを済ませ、イベント会場を散歩。
エントリーは横浜、東京、大阪、遠くは沖縄なども含め350人ほど。
じっとしていると寒いので、参加者達は意味もなく会場をウロウロ。
すでに会場の気温はマイナス10度以下!
凍死しない為の「命の火」。
ゼッケンを付けているのが人間耐寒テストの参加者たち。
ちなみに「命の火」は朝まで燃え続け、
この火の周りで朝まで過ごす人も少なくありませんでした。
会場広場には数十軒の屋台が並び、
「豚汁」「イモダンゴ」「カボチャスープ」
「ピザ」「手作りウインナー」「牛筋煮込み」などを
焼酎のお湯割りや日本酒の熱燗、
さらには40度のウオッカと一緒に胃袋に納め、
身体の中から暖をとる作戦!
ちなみに、この写真はエゾシカのステーキ!
臭みもなく、肉が柔らかくて最高!
地デジカやシバレ君、ツララちゃんなどゆるキャラも大集合!
特設舞台では吉本芸人のお笑いも催されました!
(正直言って、寒さで皮膚が引きつり、笑いはまばら。
でも、芸が面白く無いわけではありません!)
「命の火」と命名された巨大なキャンプファイヤーと
1000発の花火の競演!
花火の後に天文台で星の観察会が行われたのですが、
レポーターのボクは屋台で地元の人たちと親交を深めていました!
ちなみに、オーロラは見えなかったものの、星空が素晴らしかったそうです!
バルーンマンションと命名された氷のドーム。
4人用で、防寒対策の為に入り口が狭く、潜り込むのが大変!
中は火気厳禁で、耐寒マイナス30度の寝袋もバリバリでした!
カップヌードルもご覧の状態!
おしっこが氷柱状になるというのは大げさですが、
鼻毛は一瞬でパリパリ!
マイナス20度の「シバレ」に朝まで耐え、
めでたく「人間耐寒テスト」の認定証をGET!