The Burn - Fm yokohama 84.7

「しばれフェスティバル」レポート

スタッフの赤ワインです。

前回のザバーンでは、
「日本一寒い町」と言われている北海道の陸別町で、
2月5日~6日に行われた「しばれフェスティバル」を紹介しました。

「しばれる」 とは、北海道の方言で、「すごく寒い」という意味。
寒いという言葉では、表現しきれないマイナス20度を超えるような厳しい寒さの時
「今日は、しばれるね~」なんていうふうに使うそうです。

そんな「しばれる寒さ」の北海道の中でも、
「日本一寒い町」と言われているのが、
女満別空港から車で1時間、北海道の内陸部に位置していて、
周辺を小高い山に囲まれた、「陸別町」です。

陸別町では、この時期、-30℃になることもあるそうなんです。

そんな陸別町で開催される「しばれフェスティバル」では、
極寒の中で、寒さに耐えながら一晩を明かそうという
「人間耐寒コンテスト」も行われました。

このコンテストに参加していた、
ザバーンの釣り情報でお馴染み、
放浪のフライフィッシャー残間正之さんがレポートを送ってくれました。

残間さん、お疲れ様でした!

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札幌から約6時間で陸別町の会場に到着!
人間耐寒テストのエントリーを済ませ、イベント会場を散歩。
エントリーは横浜、東京、大阪、遠くは沖縄なども含め350人ほど。

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じっとしていると寒いので、参加者達は意味もなく会場をウロウロ。
すでに会場の気温はマイナス10度以下!

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凍死しない為の「命の火」。
ゼッケンを付けているのが人間耐寒テストの参加者たち。
ちなみに「命の火」は朝まで燃え続け、
この火の周りで朝まで過ごす人も少なくありませんでした。

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会場広場には数十軒の屋台が並び、
「豚汁」「イモダンゴ」「カボチャスープ」
「ピザ」「手作りウインナー」「牛筋煮込み」などを
焼酎のお湯割りや日本酒の熱燗、
さらには40度のウオッカと一緒に胃袋に納め、
身体の中から暖をとる作戦!

ちなみに、この写真はエゾシカのステーキ!
臭みもなく、肉が柔らかくて最高!

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地デジカやシバレ君、ツララちゃんなどゆるキャラも大集合!
特設舞台では吉本芸人のお笑いも催されました!

(正直言って、寒さで皮膚が引きつり、笑いはまばら。
 でも、芸が面白く無いわけではありません!)

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「命の火」と命名された巨大なキャンプファイヤーと
1000発の花火の競演!

花火の後に天文台で星の観察会が行われたのですが、
レポーターのボクは屋台で地元の人たちと親交を深めていました!

ちなみに、オーロラは見えなかったものの、星空が素晴らしかったそうです!

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バルーンマンションと命名された氷のドーム。
4人用で、防寒対策の為に入り口が狭く、潜り込むのが大変!
中は火気厳禁で、耐寒マイナス30度の寝袋もバリバリでした!

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カップヌードルもご覧の状態!
おしっこが氷柱状になるというのは大げさですが、
鼻毛は一瞬でパリパリ!

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マイナス20度の「シバレ」に朝まで耐え、
めでたく「人間耐寒テスト」の認定証をGET!

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