スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドといった北欧の児童文学を研究されている、東海大学・文学部北欧学科教授、福井信子さんに「アナと雪の女王」の魅力や、北欧児童文学の特長などを伺いました。福井さんによると、北欧児童文学の特徴は「遠いあこがれや夢を持ちながら、それが思い通りにならなかったとしてもそれはそれで、自分の人生はこれでよかったのだと最後には肯定的にとらえる」話が多いこと。また「何故、生きるのか?」といった人間性を深く掘り下げ、見つめている作品も多いそうです。