
猫ちゃんやワンちゃんとのライフスタイルをサポートするコーナー「たまポチ」
今日は横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院 総看護師長の三橋有紗さんにご登場いただきました。
<相談メッセージ>
ラジオネーム:三浦のモンチ さん
ワンちゃんネコちゃんのコーナー、楽しみにしています。
トイレの仕方を教えてほしいです。成犬の女の子。6歳のシー・ズーです。
<三橋さんからのアドバイス>
*そもそもトイレトレーニングとは?
→決まった場所ではなくても、ペットシーツがあればどこでも排泄できるようになること
*なぜトイレトレーニングが必要なのか
→ペットの排泄には自治体によってルールや条例で決まりがある。
多くの自治体では、散歩の前に排泄を済ませておくというのが基本。
横浜市では、おしっこの場合、上から水をかけるのではなく、
ペットシーツを上から被せて吸い取る必要がある。
飼い主の責務。
→外に出ないと排泄ができないワンちゃんもいる。
そうなると悪天候や飼い主の入院、ワンちゃん自体の入院などで困り、
我慢につながってしまうんだそう。
我慢をするとストレスが溜まるだけでなく、我慢していたものを一気に排出すると
「迷走神経反射」という症状が出てしまい、血圧や心拍が急激に低下し、
最悪の場合、死に至ることも少なくないんだとか。
*トイレトレーニングの方法
〜「正解」を決めて、教えてあげる。失敗を怒らず、褒めてあげる〜
成犬でも子犬と方法は一緒ではあるが長期戦の可能性も。
①排泄の場所を決める
外でしかしていないワンちゃんの場合、
窓の近くや、玄関の近くなど外の環境と近い環境を覚えさせる。
最初は、ペットシーツを広めに敷いて、成功体験を積ませることが大事。
②時間を見極める
寝起きの後や食事の後など、排泄のルーティンが決まっているワンちゃんも多いので
飼い主はそれを観察し、予想してペットシーツを敷いておくのも良い。
③マーキング
あらかじめ排泄物の匂いをペットシーツに染み付かせておいたり、
いつもしている草むらの草を置いておくなど、トイレと認識させてあげることも重要。
最近では、排泄用の誘引剤もあるそうですよ!
④すぐ褒める!
出始めた瞬間に、声をかけるとびっくりしてすぐに止めてしまう子もいるため、
最後まで見届けて、すぐ褒めるのがとても重要なんだとか。
年単位で時間がかかることもあるので、飼い主も辛抱強く育てていく必要があるんだそう。
トイレトレーニングがある程度完了したら、次のステップ
「マナーウェア=オムツ着用」で排泄ができるようにしたいところ。
避難しなければならないときなど急遽の事態に対応できるようにしておくのも大事だそうです。
<三橋有紗さんのリクエスト曲>
Maunam / Rickie-G
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>
http://www.nk-inuneko.com/
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