今日は、横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院 総看護師長の三橋有紗さんにご登場いただきました。
今週は”マダニ”についてお話を伺いました。
*マダニのピークは6月と9月〜10月です。
しかし、今年は3月末からマダニ被害のワンちゃん・猫ちゃんが多く来院されています。
マダニによる人間の死亡例も毎年確認されています。
*マダニは野外に生息し、
大きさは3〜8mm、吸血した際は10〜20mmほどになり、目視ができます。
*マダニは吸血されると、ウイルスや細菌が入り込み、
アレルギー性皮膚炎、貧血、感染症を引き起こします。
感染症の中でも、近年、注目されているのが、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)です。
SFTSは、有効な抗ウイルス薬が未だ存在せず、致死率は10〜30%と報告されています。
*マダニは森林や藪などに存在しますが、
市街地の草むらにも多くいます。
*病院処方の予防薬でしっかり対策をとりましょう。
*もしマダニに咬まれているのを見つけても、飼い主さんがマダニを剥がしとるのは危険です。
マダニは頭を皮膚に埋め込んで吸血するため、無理に剥がしとるとマダニの頭が皮膚に残ります。
また、マダニを潰すと体液が分泌し、感染のリスクに繋がります。
剥がしとらずにそのまま病院へ連れて行きましょう。
<三橋さんのリクエスト曲>
Rude / Magic!
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>
http://www.nk-inuneko.com/
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