Route 847 - Fm yokohama 84.7

【たまポチ】寒い時期に気をつけたい!猫ちゃんの泌尿器疾患

猫ちゃんやワンちゃんとのライフスタイルをサポートするコーナー「たまポチ」
横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院 動物ケアスタッフ チーフの三橋有紗さんにお越しいただきました。

冷えてくるこの時期に増えてくる、猫の泌尿器疾患(膀胱炎、膀胱結石、尿道結石)についてお話を伺いました。

・猫の祖先は砂漠で生活していたことから、猫は水分を溜め込んで、濃い尿を出す性質があります。
 その為、結石ができやすいのです。結石による尿道閉塞は命にも関わります。
 膀胱炎は、人や犬は細菌によるものが多いですが、猫の場合は原因が不明な膀胱炎が多いです。
 また、長寿猫が多い為、泌尿器疾患が多くみられます。

・寒い時期に増えるのは、動きたくない、トイレに行きたくない、水を飲むのを我慢するなど、
 簡単にいうと億劫だからです。

・自宅で水をたくさん飲む工夫、トイレ環境の工夫をしましょう。
  水をたくさん飲む工夫…あったかい場所に設置、複数設置、ぬるま湯、好みのお皿使用するなど。
  トイレ環境の工夫…あったかい場所に設置、清潔に保つ、複数設置、入口を低くするなど、

・12歳以上の猫の90%が関節炎と言われています。
 しかし、猫は痛みを隠す性質があるので、関節炎に気づいている飼い主さんは少ないです。
 ジャンプが低くなった、毛繕いや爪研ぎが減ったなど、動きの違いをしっかりチェックしましょう。

・早期発見が非常に大切です。
 頻尿、排泄姿勢で出ない・出にくい、血尿、排泄中に痛みで鳴く、粗相する、尿にきらきら光る結晶がある
 などがみられた場合は、早急に対処しましょう。
 早期発見できれば、手術せずに、投薬や食事療法で完治する可能性も高いです。

<三橋さんのリクエスト>
Game Time / Trina Braxton

<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>http://www.nk-inuneko.com/


たまポチでは、猫ちゃん・ワンちゃんのお悩み・相談メッセージも受け付けています!
日頃の疑問・相談など、何でもOKです
お名前・性別・年齢・エピソード、
そして、猫ちゃん・ワンちゃんの写真も一緒にメールで送ってください!
メールはr847@fmyokohama.jpまで

top