
猫ちゃんやワンちゃんとのライフスタイルをサポートするコーナー「たまポチ」
横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院 動物ケアスタッフ チーフの三橋有紗さんにお越しいただきました。
今日10月22日は「キャットリボンの日」。
「乳癌で苦しむ猫をゼロにする」という活動についてお話しいただきました。
*ワンちゃん・猫ちゃんにも乳腺腫瘍があります。メスだけでなくオスにもあります。
ワンちゃんでは2番目に多い腫瘍であり、避妊をしていないワンちゃんでは1番多い腫瘍です。
*乳腺腫瘍には良性と悪性があり、悪性がいわゆる「乳がん」。
放置すると最終的には死に至る可能性があります。
*ワンちゃんには5対10個の乳腺、猫ちゃんには4対8個の乳腺があります。
どこの乳腺にも乳腺腫瘍ができる可能性はあります。
*ワンちゃんはシニア世代に乳腺腫瘍が多く発症します。
発症した際の良性・悪性の割合は50%です。
猫ちゃんはワンちゃん比べ発症率は低いですが、幅広い年代に発症し、
発症した際の悪性の割合は80%〜90%です。
・予防が大切です。
1歳未満の最初の発情が来る前に避妊手術を行いましょう。
そこを逃してしまった場合は、2回目の発情までに避妊手術を行いましょう。
2歳を過ぎてしまうと、乳がんを予防する効果は無くなりますが、
そのほかの子宮の病気の予防になるので、2歳を過ぎてしまった場合も避妊手術は大きな意味を持ちます。
・乳腺腫瘍は、飼い主さんが見つけることができます。
乳腺のしこり、食欲や元気がないなどに気づけるようにしましょう。
早期発見・早期治療が非常に大切です。
<三橋さんのリクエスト>
Sanoe / MAUNALUA
<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>http://www.nk-inuneko.com/
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