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【たまポチ】涼しくなってもノミ・ダニ・フィラリアの予防は大切

猫ちゃんやワンちゃんとのライフスタイルをサポートするコーナー「たまポチ」
横浜市戸塚区にあるぬのかわ犬猫病院 総看護師長の三橋有紗さんにお越しいただきました。

秋になるともう涼しいからとノミ・ダニ・フィラリアの予防をやめてしまう人が多くいます。
まだまだ油断できない時期であり、その間に寄生されてしまうケースがよくあります。

・ノミに寄生されたワンちゃん・猫ちゃんには、
 皮膚のただれ、貧血、瓜実条虫による下痢・嘔吐などの症状が表れます。
 ノミは人獣共通感染症であり、人にも被害を加えます。
 ノミ刺噛症、猫ひっかき病などがあります。
 ノミは13℃以上で活発に活動しますが、
 真冬の時期も人の靴の裏やズボンの裾に付着し、家の中で繁殖してしまう危険性があります。

・ダニはワンちゃん・猫ちゃんに貧血、皮膚炎などの症状を引き起こします。
 ダニもノミと同じく人獣共通感染症であり、ライム病や日本紅斑熱、
 SFTS(重症熱性血小板減少症)は、重症となり、毎年死亡例もあります。
 ダニは6月と9〜10月がピークであり、1年を通して9〜10月が最大のピークです。

・ノミとダニは通年の予防をおすすめします。

・蚊を媒介し寄生するフィラリアは、
 ワンちゃんの予防として強いイメージがありますが、猫ちゃんの予防も推奨されています。
 猫ちゃんの場合、診断が難しく、症状が見つかった頃には重症化している場合が多いです。
 また、猫ちゃんの場合、治療法も確立していません。
 予防が非常に大切になります。
 予防をすると、蚊に刺されなくなるのではなく、
 刺されても成虫になるまでの成長段階で死滅させることができます。
 蚊がいなくなりすぐに予防をやめてしまうと、
 やめた直後に刺され寄生されたフィラリアが血中で成長してしまう可能性があります。
 蚊がいなくなる時期+1ヶ月を目安に予防しましょう。
 地域差はありますが、横浜周辺では、11月下旬〜12月上旬までは予防をしましょう。

<三橋さんのリクエスト>
Missing Piece / Vance Joy


<ぬのかわ犬猫病院 ホームページ>http://www.nk-inuneko.com/


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